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「複数のバリエーションを設定」プロセスを使用した複数のバリエーション構造の作成
製品コンテキストとライブラリコンテキストのコンフィギュレーション可能部品に対して「複数のバリエーションを設定」操作を使用できます。
「複数のバリエーションを設定」操作は、コンフィギュレーション可能部品の情報ページの「操作」メニューから開始できます。
この操作を実行すると「複数のバリエーションを設定」ウィザードが開き、1 回の操作で、コンフィギュレーション仕様をフィルタなしで定義し、1 つ以上のスタンドアロンバリエーション仕様を作成し、対応するバリエーションを生成できます。作成されたバリエーション仕様とバリエーションは、同じコンフィギュレーション可能モジュールの「設定」プロセスで定義されたものと同じです。
コンフィギュレーション可能モジュールの「設定」プロセスと同様に、「複数のバリエーションを設定」プロセスはマルチステッププロセスであり、このプロセスに従って 1 つのセッションで複数のコンフィギュレーションを定義すると、対応するバリエーション仕様とバリエーションが個別に設定したときと同様に生成されます。
「複数のバリエーションを設定」ウィンドウに次の 4 つのステップが表示されます。
「複数のバリエーションを設定」プロセスでは、部品構造フィルタなしで、コンフィギュレーション可能モジュールに定義されている高度な選択ロジックを使用して最初にコンフィギュレーション仕様を定義できます。パラメータセットで、1 つのパラメータに 1 つの値を選択することも、可変パラメータとして選択した場合には、任意の該当するパラメータに複数の値を選択することもできます。パラメータと可変パラメータの値は、対応するバリエーション仕様を生成するための複数の組み合わせのセットとして取り込まれます。このプロセスでは、重複するオブジェクトが作成されるのを回避するために既存の一致バリエーション仕様とバリエーションを再使用でき、作成されるバリエーション仕様の名前に値を指定できます。最後に、このプロセスによって、パラメータ値の各組み合わせに基づいて、対応するバリエーション仕様が生成されます。バリエーション仕様が生成されると、対応するバリエーションの生成が暗黙的に開始されます。このプロセスによって生成されたバリエーション仕様に対応するバリエーションの生成をスキップすることはできません。ただし、バリエーション仕様を再設定したり、生成されたバリエーション仕様から、成果物 (つまりバリエーション) を後でリクエストしたりできます。このプロセスではスタンドアロンバリエーション仕様が生成されるので、スタンドアロンバリエーション仕様に適用可能なすべての操作を実行できます。
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「複数のバリエーションを設定」操作は、次の場所にあるコンフィギュレーション可能部品の右クリック操作メニューから開始することもできます。
フォルダブラウザの「フォルダコンテンツ」テーブル。
アドバンスサーチの「サーチ結果」テーブル。
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このプロセス中は、処理エラーが発生する可能性があるので、「再表示」 (F5) を使用しないでください。
複数のバリエーションを作成する機能の制御
管理者は、「Options and Variants」ノードの下にある「バリエーションの要求元をジェネリックユーザーに設定」プリファレンスを使用して、選択した構造の成果物 (バリエーション部品) の作成者を制御できます。このプリファレンスが「はい」に設定されている場合、バリエーション部品の作成者は codebase\com\ptc\wpcfg\wpcfg.properties ファイル内のプロパティ com.ptc.dto.delivery.guy の値によって決まります。このプリファレンスが「いいえ」に設定されている場合、成果物をリクエストした現在のユーザーがバリエーション部品の作成者になります。
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