「生成仕様を設定」: バリエーション仕様とモジュールバリエーションのオプションと属性の指定
1 回の操作で複数のバリエーション仕様とバリエーションを作成するには、「複数のバリエーションを設定」操作を使用してコンフィギュレーション可能モジュールまたはコンフィギュレーション可能製品を設定します。「複数のバリエーションを設定」プロセスはマルチステッププロセスであり、複数のバリエーション仕様とバリエーションを、個別に設定したときと同様に、1 回の操作で作成できます。
「生成仕様を設定」ステップを実行するには、以下の手順に従います。
1. 取り込んだすべての組み合わせのセットに対して新規バリエーション仕様を作成する場合、「常に新規バリエーション仕様を作成」を選択します。
重複するオブジェクトが作成されないようにするため、既存の一致バリエーション仕様を再使用する場合、「既存の最新一致バリエーション仕様を使用」を選択します。これがデフォルトで選択されているオプションです。
2. 「新規バリエーション仕様属性」セクションで、バリエーション仕様の「CAGE コード」「場所」を入力します。
3. バリエーション仕様名を生成するには、「新規バリエーション仕様名の情報」セクションで次の属性の値を入力します。
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このウィザードでは、プレフィックス、最大 2 つの可変パラメータの値、サフィックス、シーケンス番号、および区切り記号の使用を指定できます。
必要な情報から成るバリエーション仕様名に許容される最大長は 60 文字です。個々のバリエーション仕様名は名前が生成された後でのみ認識されます。
バリエーション仕様名が 60 文字を超える場合、名前は 60 文字にトリムされます。プレフィックスとサフィックスが定義され、3 文字を超える場合、生成されたバリエーション仕様名にはプレフィックスとサフィックスから少なくとも 3 文字が残ります。
生成可能なバリエーション仕様名の最大数は 256 です。
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名前の生成では、区切り記号とシーケンスを優先します。プレフィックス、2 つのパラメータ値、およびサフィックスに残りの文字を割り当てる必要があります。
4 つの属性値すべてに残りの文字が収まらない場合、2 つのパラメータ値を優先しなければなりませんが、プレフィックスとサフィックスの両方を使用する場合、それぞれに最大 3 文字を指定できます。
最初に、バリエーション仕様に名前を付ける際に使用しない属性のチェックボックスをオフにします。デフォルトでは、「サフィックス」とそれに対応する「区切り記号」はオフになっており、値が設定されていません。
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バリエーション仕様に名前を付ける際には、少なくとも 1 つの属性を選択する必要があります。
「プレフィックス」 - デフォルトでは、複数バリエーション生成で選択したコンフィギュレーション可能モジュールの名前がプレフィックスとしてテキストボックスに設定されています。任意の値を指定してバリエーション仕様名にプレフィックスとして追加することもできます。最大許容文字長は 60 文字です。
「区切り記号」 - デフォルトの区切り記号はハイフン (-) です。区切り記号として任意の 1 文字を指定できます。
「パラメータ値を使用」 - デフォルトでは、「パラメータを設定」ステップで可変パラメータとして選択したパラメータが 2 つの「パラメータ値を使用」ドロップダウンリストそれぞれに設定されています。
バリエーション仕様名に追加する可変パラメータを最大 2 つ設定できます。デフォルトでは、1 つ目の「パラメータ値を使用」属性の値として 1 つ目の可変パラメータが設定され、2 つ目の属性の値として 2 つ目の可変パラメータが設定されています。各ドロップダウンから任意の可変パラメータを選択してバリエーション仕様名に追加できます。
「パラメータを設定」ステップで可変パラメータとしてのパラメータを 1 つだけ選択した場合、2 つ目の「パラメータ値を使用」チェックボックスとその「区切り記号」チェックボックスは無効になります。
「サフィックス」 - デフォルトでは、サフィックスの値は空白です。任意の値を指定してバリエーション仕様名にサフィックスとして追加することもできます。最大許容文字長は 60 文字です。
「シーケンス番号」 - シーケンスは正の整数でなければなりませんが、ゼロ (0) が許容されます。つまり、0 より小さい値は設定できません。
「ステップ」 - ステップは正の整数でなければなりません (ゼロ (0) は許容されません)。ステップは間隔の値であり、0 より大きくなければなりません。
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バッチで生成された各バリエーション仕様名には、「ステップ」で指定した間隔に従ってシーケンス番号が追加されます。
4. 「バリエーション」セクションで、いずれかのオプションを選択して、対応するモジュールバリエーションまたは製品バリエーションを生成します。既存の一致バリエーションを再使用または更新したり、改訂または更新したり、新規バリエーションを作成したりできます。
「チェックインを使用またはチェックアウトされた既存の最新一致バリエーションを更新」 - これはチェックインまたはチェックアウトされたバリエーションに適用されるデフォルトのオプションです。既存の一致バリエーションを再使用し、生成される対応するバリエーション仕様に関連付けるには、このオプションを選択します。
「チェックインを改訂またはチェックアウトされた既存の最新一致バリエーションを更新」 - チェックインまたはチェックアウトされたバリエーションに適用されます。既存の一致バリエーション (存在する場合) を改訂または更新し、バリエーションを生成し、生成される対応するバリエーション仕様に関連付けるには、このオプションを選択します。
「常に新規バリエーションを作成」 - 既存の一致バリエーションを再使用または更新したり、改訂または更新したりしない場合に、新規モジュールバリエーションを作成します。
5. 「次へ」をクリックして「生成を設定」ステップに進むか、「キャンセル」をクリックしてプロセスを終了します。
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コンフィギュレーション可能モジュールに対して定義されたカスタムモデル属性を、生成されたバリエーションに引き継ぐ方法については、Windchill のカスタマイズに関するマニュアルを参照してください。
バリエーション仕様名の生成例
「常に新規バリエーション仕様を作成」オプションと、「新規バリエーション仕様名の情報」セクションのすべての属性を選択して、バリエーション仕様の名前を生成するとします。各属性に次の値を入力します。
「プレフィックス」「区切り記号」 - TestVarSpec-
「パラメータ値を使用」「区切り記号」 - Telecom-
「パラメータ値を使用」「区切り記号」 - 415 V-
「サフィックス」「区切り記号」 - ForDemo-
「シーケンス番号」 - 1
「ステップ」 - 2
4 番目のステップで生成用に選択した 5 つのパラメータ値の組み合わせでは、次の名前で 5 つのバリエーション仕様が生成されます。
TestVarSpec-Telecom-415 V-ForDemo-1
TestVarSpec-Telecom-415 V-ForDemo-3
TestVarSpec-Telecom-415 V-ForDemo-5
TestVarSpec-Telecom-415 V-ForDemo-7
TestVarSpec-Telecom-415 V-ForDemo-9
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