例: 「回数」ループの使用
OneDrive アカウントで 3 つのフォルダを作成するとします。1 つのフォルダを作成するワークフローを個別に作成する代わりに、「回数」ループを使用します。
この例では、以下の手順を実行する必要があります。
ワークフローは以下の図のようになります。
手順 1: キャンバスへの操作の追加とワークフローの作成
1. 「ループ」操作をキャンバスにドラッグします。
2. 「OneDrive」の下の
「フォルダを作成」操作を
「ループ」ブロック上にドラッグします。この操作が
に自動的に接続されます。
3. 「フォルダを作成」操作を
に接続します。
手順 2: 「フォルダを作成」操作の設定
次の手順は、この例の操作フォームで指定する必要のある値の詳細を示しています。この操作の詳細な設定手順については、
フォルダを作成を参照してください。
1. 「フォルダ名」フィールドで、「ループ」操作の currentIndex の値をマッピングします。
currentIndex の値は、ループの各実行における現在のイテレーションのインデックスです。
2. 「フォルダ名」フィールド内のマッピングされた値に Folder- を追加します。
マッピングされた値が {{$a0.currentIndex}} である場合、「フォルダ名」フィールドの更新された値は Folder-{{$a0.currentIndex}} になり、ここで a0 は「ループ」操作の操作 ID です。
手順 3: 「ループ」操作の設定
次の手順は、この例の操作フォームで指定する必要のある値の詳細を示しています。この操作の詳細な設定手順については、
ループを参照してください。
1. 「ループタイプを選択」リストで、「回数」を選択します。
2. 「回数」フィールドに、3 と入力します。
手順 4: ワークフローの実行
「保存」をクリックしてワークフローを保存してから、「実行」をクリックしてワークフローを実行します。
ワークフローの実行中、以下の図に示すように、現在のイテレーション番号とイテレーションの合計数が「ループ」ブロックの上に表示されます。
デバッグパネルの出力に、「ループ」実行の以下のような詳細が表示されます。
「フォルダを作成」操作のイテレーション 1 が実行されると Folder-1 が作成され、イテレーション 2 では Folder-2 が作成され、イテレーション 3 では Folder-3 が作成されます。