ダッシュボードのコンフィギュレーション
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以下の手順は、新規ユーザー、ユーザーグループ、組織を作成する必要があることを想定しています。既存のモデルを設定する場合、一部の手順は必要ありません。
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Everyone 組織の除去と新規組織の作成
デフォルトでは、Everyone 組織を使用してすべてのダッシュボードを全員で共有できます。特定の表示やアクセス許可を設定する前に、Everyone 組織を除去する必要があります。
1. Composer で、ユーザー (管理者以外) を作成します。
2. ダッシュボードを使用するためのアクセス許可を持つユーザーグループを作成します (たとえば、顧客)。
3. 「メンバー」をクリックして、「メンバーを編集」をクリックします。
4. ユーザーを追加するには、左側から右側にユーザー名をドラッグします。
5. 「保存」をクリックします。
6. Composer から、左側パネルのメニューで「ビジュアリゼーション」 > 「ダッシュボード」をブラウズします。
7. ダッシュボードがない場合、次の手順に進む前にダッシュボードを作成します。
8. ダッシュボードのリストから、アクセス許可を変更するダッシュボードのロックアイコンをクリックします。
9. 「表示」をクリックします。
10. Everyone 組織を除去します。
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このステップを実行しない場合、すべてのダッシュボードが全員で共有されます。
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11. 組織を作成し、前に作成したユーザーグループをこの組織に追加します。
12. 特定のユーザーのみに表示される Thing を作成するには、それぞれの潜在顧客を組織単位として設定します。この操作は必須ではありませんが、ユーザーへの表示を制限するためには、これを行う必要があります。そのグループに表示される Thing をグループ内のすべてのユーザーが表示してもよい場合には、組織にユーザーグループを追加するだけで十分です。
13. 組織の「表示」設定に移動し、組織がそれ自身に表示されることを確認します。これは直観に反しているように思われますが、ランタイムに組織が自らを表示できるという意味ではありません。これは、同じ組織内のほかの組織単位と共有するために必要な操作です。
14. 組織のランタイムアクセス許可で、ユーザーグループに対して「プロパティの読み取り」と「サービスの実行」アクセス許可を追加します。
ダッシュボードのコレクション
管理者以外の新規ユーザーおよびユーザーグループは、特別に付与されないかぎりどこにもアクセスできないので、ダッシュボードのコレクションとダッシュボードのリソースに対するアクセス許可と表示を設定する必要があります。
1. Composer の左側のナビゲーション表示枠で、ロックアイコンをクリックして「アクセス許可」を選択します。
2. 「コレクション」を選択し、右側のリストからダッシュボードを選択します。詳細については、
コレクションのアクセス許可を参照してください。
3. ランタイムアクセス許可を設定します。ランタイムアクセス許可は、ダッシュボードエンティティ自身の機能の一部を実行するために必要です (たとえば、「サービスの実行」を使用してグループを追加する場合など)。
4. デザインタイムアクセス許可を設定します。デザインタイムアクセス許可は、ランタイムから新しいダッシュボードを作成するために必要です。新しいダッシュボードを作成するときには、デザインタイムアクセス許可が必要になります。これがユーザーの要件でない場合、このアクセス許可は必要ありません。このアクセス許可が設定されていない場合、新しいダッシュボードをランタイムから作成することはできません。
5. 「作成」、「読み取り」、「更新」 (必要な場合は「削除」) を許可します。
ダッシュボード機能のリソース
ダッシュボードのリソースは、ThingWorx でアクセス許可を設定するための最も詳細な方法です。DashboardFunctions でアクセス許可が付与された場合、別のレベルで設定されたすべてのアクセス許可をオーバーライドします。
1. Composer から、左側パネルのメニューで「システム」 > 「リソース」 > 「DashboardFunctions」をブラウズします。
2. DashboardFunctions リソースで、ロックアイコンをクリックします。
3. ダッシュボード機能のリソースに対する表示を、作成済みの組織に追加します。これにより、組織内のユーザーがダッシュボードを表示できるようになります。
4. ランタイムアクセス許可を追加します。サービスを実行するにはランタイムアクセス許可が必要なので、作成済みのユーザーグループをランタイムアクセス許可に追加して、「プロパティの読み取り」、「プロパティの書き込み」、「サービスの実行」のアクセス許可を可能にします。
5. 「デザインタイム」アクセス許可を追加します。デザインタイムアクセス許可は、ランタイムから新しいダッシュボードを作成するために必要です。これがユーザーの要件でない場合、これらのアクセス許可の設定は必要ありません。
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