ダッシュボード
ダッシュボードは、データの整理や視覚化に利用できます。ダッシュボードの実装にはさまざまな用途があります。たとえば、工場のライン (アラート、KPI、最新の製造指図) の監視と制御を行うダッシュボードを構築できます。このようなダッシュボードのユーザーは製造監督であり、複数のラインを監視するために複数のダッシュボードを持っている場合があります。
ダッシュボードのもう 1 つの用途は、ビジネスのサービス側にあります。この用途では、保守点検技術者がダッシュボードを使用して履歴データを分析したり、電流データの変化を監視したり、デバイスをリモートで制御したりできます。たとえば、医療機器の技術者が監視しているマシンのいずれかが誤動作して危険な状態であることを察知した場合、ダッシュボードからそのマシンの電源をオフにして修理を開始できます。
ダッシュボードを ThingWorx に実装するには 4 つの主要なステップがあります。以下のリンク先セクションで、これらの各ステップについて詳しく説明しています。
2. ガジェットライブラリマッシュアップの作成。これはダッシュボード内にガジェットを追加可能なマッシュアップです。
3. ダッシュボードマッシュアップの作成。これにはダッシュボードウィジェットが含まれ、ガジェットライブラリマッシュアップにリンクしています。
4. 表示とアクセス許可の設定。デフォルトでは、管理者ユーザーとそのダッシュボードを作成したユーザー以外には、ダッシュボードは表示されず、設定できません。これらのアクセス許可は手動で設定する必要があります。表示アクセス許可を設定した場合、ユーザーはダッシュボードの存在を知ることだけが可能になり、CRUD (作成、読み取り、更新、削除) のアクセス許可は付与されません。これを行うには、ランタイムとデザインタイムのアクセス許可を設定することで、ランタイムでのダッシュボードの追加やグループの追加などの機能をユーザーが実行できるようにします。
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