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直接永続とデータテーブルには、それぞれのサービスに固有のスケジューラがあります。両方の実装のスケジューラが有効で設定されている場合でも、そのうちの 1 つだけがアーカイブサービスを実行します。具体的には、監査サブシステムのアクティブな実装に対応するサービスだけが実行されます。デフォルトでは、もう一方のスケジューラがアクティブな場合、アーカイブサービスの実行を試みますが、その実装は無効になっているので、もう一方の実装が有効になっていることが原因でアーカイブサービスの実行の試みが失敗したという WARN メッセージのみがログに記録されます。
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実装
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監査サービス
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スケジューラ Thing
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直接永続
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ArchiveAuditHistoryDirectPersistence
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AuditArchiveSchedulerDirectPersistence
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データテーブル
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ArchiveAuditHistory
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AuditArchiveScheduler
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両方
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PurgeAuditData
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AuditPurgeScheduler
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両方
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AuditArchiveCleaup
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AuditArchiveCleanupScheduler
AuditArchiveCleanupNotificationScheduler
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パージスケジューラを無効にしないでください。無効にした場合、オンライン監査データをオフラインリポジトリにコピーしてから削除する定期的な処理が行われなくなります。定期的なパージ操作を行わずにオンラインデータを大量に蓄積させると、最終的にはプラットフォームがダウンする可能性があります。
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スケジューラには、スケジュールされたジョブの最終実行時刻を表示するプロパティがあります (データテーブル実装のアーカイブサービスでは LastArchivedTime、直接永続実装のアーカイブサービスでは LastArchivedTimeDirectPersistence)。スケジュールされたジョブが正常に実行されるたびに、システムはこのプロパティを更新します。このプロパティは編集可能ではありますが、決して手動では編集しないでください。 |