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ThingWorx Navigate のインプレースアップグレード
「ThingWorx Navigate セットアップ」ツールを使用して ThingWorx Navigate をアップグレードします。以下のセクションには、システムを設定するための詳細情報が記載されています。
アップグレードツールの起動
ダウンロードしたパッケージに応じて、ダウンロードを解凍してインストーラファイルを開きます。
Windows - ThingWorx-Navigate-<バージョン>-Windows-installer.exe
Linux - ThingWorx-Navigate-<バージョン>-Linux-x64-installer.run
Windows の場合、ファイルをダブルクリックして「ThingWorx Navigate セットアップ」ツールを開きます。
Linux の場合、「ThingWorx Navigate セットアップ」は必ずルートユーザーで実行します。
ThingWorx Navigate へようこそ
ここでは、ThingWorx Navigate をアップグレードする手順を示します。「次へ」または「進む」をクリックして開始します。
アップグレードの必要条件
まず、アップグレードするための、すべての必要条件を満たしていることを確認します。認証タイプに基づいて、インプレースアップグレードの「SSO 認証の必要条件」または「固定認証と Windchill 認証の必要条件」のセクションに記載されている情報を確認します。
「次へ」または「進む」をクリックします。
ライセンス契約
1. ライセンス契約を読み、「同意します」を選択します。ライセンス契約のコピーは印刷できます。
2. 「次へ」または「進む」をクリックします。
認証
認証タイプに基づいて、「ThingWorx Navigate セットアップ」ツールで以下のいずれかの操作を行います。
ThingWorx 管理者のアプリケーションキーの作成と検証
ThingWorx 管理者のパスワードの入力
SSO および Windchill 認証の場合
固定認証の場合
1. ThingWorx のアプリケーションキーを作成します。ThingWorx ヘルプセンターのアプリケーションキートピックの「アプリケーションキーの作成」セクションを参照してください。
2. 「キー ID」の値をコピーします。
3. 「ThingWorx Navigate セットアップ」ツールに戻り、「アプリケーションキー」の横にあるボックスに値を貼り付け、「次へ」または「進む」をクリックします。
アプリケーションキーが検証されます。
1. ThingWorx 管理者アカウントのパスワードを入力します。
2. 「次へ」または「進む」をクリックします。
アップグレードの開始
ここで、設定を確認します。変更する必要がある場合は、「戻る」をクリックします。準備ができたら、「インストール」をクリックします。
アップグレードプロセスには数分かかることがあります。
* 
ThingWorx Navigate は、ThingWorx Foundation の既存のインストールと同じ場所にインストールされます。
アップグレードに成功
アップグレードのステータスに基づいて、次のいずれかの画面が表示されます。
成功!
アップグレードに成功 (エラーあり)
ThingWorx Navigate は正常にアップグレードされました。
アップグレード後も、ソース ThingWorx Navigate バージョンのコンフィギュレーションが保持されます。既存のコンフィギュレーションに変更を加える場合にのみ、コンフィギュレーションを続行してください。コンフィギュレーション手順の詳細については、ThingWorx Navigate の設定のトピックを参照してください。
この画面が表示された場合、「ドキュメントを表示」「部品プロパティを表示」、および「部品構造を表示」のいずれかのリファクタリングされたタスクの属性マッピングが失敗したために、ThingWorx Navigate のアップグレードは成功しましたが不完全であることを示しています。
マッピングに失敗した属性の完全なリストは、以下の両方の場所にあります。ログファイルは以下のいずれかの場所から取得できます。
ThingWorx Composer の NavigateFileRepository からの attributes-conversion_<date>.log ファイル。ログファイルをダウンロードする手順:
ThingWorx Composer で、「管理」 > 「リポジトリ」 > 「NavigateFileRepository」の順にクリックします。「NavigateFileRepository」で使用可能なファイルが表示されます。
attributes-conversion_<date>.log の場合、「操作」の省略記号をクリックし、「ダウンロード」を選択します。ログファイルがダウンロードされ、レビューできるようになります。
ThingWorx ログファイル。
この問題を解決するには、これらのタスクの調整ページを開き、ログファイルから取得した詳細を使用して、欠落している属性を、選択した属性リストに手動で追加します。現在 Windchill REST Services (WRS) から使用できない属性の完全なリストについては、こちらを参照してください。
以下のセクションでは、現在 WRS から使用できない属性の完全なリストを提供しています。セクションを展開するとテーブルが表示されます。
現在 WRS から使用できない属性のリスト 
カテゴリ
属性
ドキュメント
Document Structure Status
Latest Revision
Note Status
Document Master オブジェクトタイプの属性
Checked Out By
Share Name
Representation
Native File Name
Native Content
Source System
部品
Awaiting Promotion
Assigned Item Expression
Contract Number
Inherited Domain
Domain Reference
Assigned Choices
Stop Effectivity Propagation
Built From CAD
minimumRequired
Maximum Allowed
Supplier ID
Replacement Status
Thumbnail
Team Template
PDM Checkout Status
PDM Share Status
Checked out PDM Version
Collapsible
Default Serviceable
Document Structure Status
Latest Revision
Owner
Part Build Status
Project Share Status
Phase
Resulting PDM Version
Reference Id
Service Kit
Predecessor View version
Application Tag
Assigned Usage Expression
Inclusion Option
Operation Allocation
Quantity Option
reference
Unique Id
componentId
usedBy
uses
CAD ドキュメント
ADW Access Control Data
Incomplete Object
ECAD Design Item
Note Text
Out of date with Workspace configuration
Component Number
Authoring App Version Reference
Description
Checked Out by
ECAD Design Item
Format
Incomplete Object
Latest Revision
Neutral File
Modified
ADW Access Control Data
ADW Last Modification
次の手順
アップグレードが正常に完了した後、ターゲットシステムへのカスタムタスクおよび拒否リストの復元で説明されているように、カスタムタスクの復元、拒否リストへの変更の再適用、およびプロジェクト依存の更新を続行できます。
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