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結果の表示を書式設定するには
1. 書式設定する 1 つまたは複数の数式領域を選択します。ワークシート内のすべての数式領域に結果のフォーマットを適用するには、数式領域の外をクリックします。
2. 「数式の書式設定」タブの「結果」グループで、次のオプションを設定できます。
「結果のフォーマット」 - 数値結果の表示フォーマットを制御します。
* 
以降の例では、「表示精度」「後続ゼロを表示」はデフォルトの設定になっているものとします。
「(全般)」 - 指数しきい値を超えた場合、結果は指数表記になります。指数しきい値は 3 に設定されています。
12461.7556=1.246×104
「(十進表記)」 - 結果は指数表記になりません。
12461.7556 = 12461.756
PTC Mathcad では最大 15 桁まで表示されますが、正確なのは 14 桁までです。この例を次に示します。
12345678901234567890 = 12345678901234600000
「(科学表記)」 - 結果は常に指数表記になります。
12461.7556 = 1.246 × 104
「(工学表記)」 - 結果は常に指数表記になります。指数は 3 の倍数です。
12461.7556 = 12.462 × 103
「パーセント」 - 結果に 100 を掛け合わせてパーセントとして表示します。
12461.7556 = 12462175.56%
「後続ゼロを表示」 - 「表示精度」で選択した桁数まで、小数点以下にゼロを表示するかどうかを制御します。
たとえば、表示精度を 3 に設定して 1.5 を表示する場合、
後続ゼロを表示しないと 1.5 と表示され、後続ゼロを表示すると 1.500 と表示されます。
「表示精度」 - 「後続ゼロを表示」がオンの場合に小数点の右側に表示される桁数を制御します。ただし、N が小数点の左側の桁数である場合、「表示精度」の設定には関係なく、小数点の右側には 16 - N 桁まで表示できます。このオプションを設定した場合、表示のみが変更されます。指定した表示精度に関係なく、計算は最大精度で行われます。
小数位は 0 から 16 の間でなければなりません。
- 表示される小数桁数を減らします。
- 表示される小数桁数を増やします。
「複素数値」
カルテシアン形式 - 複素数の実部と虚部を表示します。虚数単位は i または j です。
極形式 - 複素数の大きさと角度を表示します。角度の単位はラジアンまたは度です。
3. 変更を破棄してデフォルトの結果フォーマットに戻すには、「フォーマットをクリア」をクリックします。
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