3D 編集の環境設定

「環境設定」ダイアログボックスの「3D オプション」パネルには、3D 編集の環境設定として、「変換には非表示の部品も含める」および「境界ボックスを表示」 (2D モードでの 3D セット) があります。

選択した部品とその部品に含まれているすべての非表示部品の両方に 3D モードの変換を適用するには、「変換には非表示の部品も含める」を選択します。サポートされている 3D 変換には、「3D 移動」、「回転」、「ミラー」、「スケール」があります。この設定がオフになっている場合 (デフォルト)、変換対象の 3D オブジェクト内の非表示部品は変換されません。

「3D 投影 - セット」ダイアログボックスで「3D データを保持」が選択されている場合、2D に投影された、割り付けられた 3D オブジェクトにも、非表示部品の「スケール」変換が適用されます(イラストレーションへの投影を参照)。

割り付けられた 3D セットの境界ボックスを 2D モードで表示するには、「3D セット」の「境界ボックスを表示」を選択します。境界ボックスの線の色は、「グリッド」環境設定パネルの「第一カラー」の設定になります (グリッドを参照)。

「境界ボックスを表示」がオフになっている場合 (デフォルト)、2D モードでは 3D セットの境界ボックスは表示されません。

次の例では、「3D データを保持」と「境界ボックスを表示」が選択されているときの、割り付けられた 2 つの 3D セットの境界ボックスの 2D モードでの表示を示します。

オプションで、Arbortext IsoDraw 環境設定ファイル IsoDraw 7.2 Preferences.prf を編集することで、Arbortext IsoDraw CADprocess 3D 編集環境設定を変更することもできます。このファイルには、環境設定がテキストフォーマットで格納されています。アプリケーションを終了するたびに、Arbortext IsoDraw によってこのファイルに現在の環境設定が保存されます。このファイルは、デフォルトで、ユーザー名の下の Application Data フォルダに保存されます (例: d:\User Profiles\username\Application Data\PTC\IsoDraw\Preferences\IsoDraw 7.2 Preferences.prf)。

3D 編集環境設定を変更するには、テキストエディタでファイル IsoDraw 7.2 Preferences.prf を開き、CADprocess Preferences の下の値を変更します。

たとえば、3D 編集環境設定「変換には非表示の部品も含める」と「境界ボックスを表示」の設定を変更するには、IsoDraw 7.2 Preferences.prf を開き、CADprocess_TransformInvisible3DSubObjects と CADprocess_Show3DsetBoundingBox の値を変更します。

これらの設定には 0 または 1 を使用できます。

CADprocess_TransformInvisible3DSubObjects の場合:

CADprocess_Show3DsetBoundingBox の場合:

次に示す環境設定ファイルの抜粋では、CADprocess Preferences セクションの最後の 2 行でこの設定が行われています。

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# CADprocess Preferences:
CADprocess_3DProjectionFlags: 16962
CADprocess_SmoothValue: 50
CADprocess_ThickPen: 1
CADprocess_ThinPen: 3
CADprocess_Resolution: 72
CADprocess_ShadedLevel: 1
CADprocess_RenderSmoothAngle: 60
CADprocess_TesselAccuracy: 50
CADprocess_Show3DProjectionDialog: 1
CADprocess_TransformInvisible3DSubObjects: 0
CADprocess_Show3DsetBoundingBox: 0
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