環境設定とは、Arbortext IsoDraw の表示と動作を制御する、関連する設定の集まりのことです。アプリケーションをインストールすると、初期状態ではデフォルトの環境設定になります。これらの設定の一部またはすべてを、後から必要に応じて変更できます。環境設定を変更した後でデフォルトに戻すこともできます。

ここでは、Arbortext IsoDraw のツールと作業環境に関連する環境設定について説明します。この他にも、Arbortext IsoDraw での各種ファイルフォーマットのインポートとエクスポートに関連する環境設定があります (この項では説明しません)。ファイルフォーマットの環境設定については、Arbortext IsoDraw Data Exchange Reference で個別に説明されています。

環境設定のダイアログボックスには、「キャンセル」ボタンと「OK」ボタンがあります。ダイアログボックスで環境設定を変更した場合、作業中のファイルに変更を保存するには「OK」をクリックします。変更を保存しない場合は、「キャンセル」をクリックします。

「編集」メニューの「環境設定」コマンドを選択すると、「環境設定」ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスにはいくつかの環境設定パネルがあり、左側には各パネルのアイコンが一覧表示されています。パネルを表示するには、そのアイコンをクリックします。

「環境設定」ダイアログボックスの各パネルには、関連する環境設定の 1 つ以上のグループがあります。次のようなものがあります。

「環境設定」ダイアログボックスの各パネルには、「初期設定」ボタンと「元に戻す」ボタンがあります。「初期設定」をクリックすると、作業中のパネルのすべての環境設定がデフォルト値に設定されます。「元に戻す」をクリックすると、作業中のパネルで変更したすべての環境設定が、保存されている値に戻ります。

これらの設定変更は、「OK」をクリックしてダイアログボックスを終了するまで有効になりません。「キャンセル」を押した場合は、設定変更は有効になりません。