損失理由パレート図
各損失理由パレート図のページには、損失イベントデータが存在する損失理由ツリーのそのレベルで、すべての損失理由の棒グラフが用意されています。チャートには、上位の損失理由が左側から始まるように、降順で示されます。垂直線上およびその左側にある棒グラフは、選択した設備と日付範囲を対象にした、上位 80% の損失を表しています。メインチャートの下にある2 つの追加枠には、メインのパレート図で表示および選択されるデータに関する詳細が提示されます。
チャートで選択した棒グラフに関する理由ツリーでのレベル数に応じて、移動できる、複数レベルのパレート図が存在する可能性があります。
最上位レベルのパレート図 (「Pareto1」) の青い棒グラフは、ウォーターフォール図で選択された「イベントカテゴリ」のイベントに関する損失カテゴリを表しています。「イベントを発生させている作業ユニット」が先導作業ユニットであるイベントの場合、損失カテゴリはイベントカテゴリと同じです。「イベントを発生させている作業ユニット」が先導作業ユニットではないイベントの場合、損失カテゴリはイベントカテゴリとは異なる可能性があります。
後続のパレート図の青い棒グラフは、損失カテゴリと損失理由を表しています。
最上位レベルのパレート図 (「Pareto1」) のタイトルは、選択した作業拠点の名前とイベントカテゴリを示す階層リンクです。パレート図の後続レベルをドリルダウンすると、選択した損失カテゴリと一連の損失理由がタイトルの階層リンクに追加されます。
最大の棒グラフが選択され、選択された棒グラフのツールヒントが表示されている、時間損失パレート図。
チャート内の各棒グラフは、理由とその理由が適用される作業ユニットを表しています。理由は同じであるが作業ユニットが異なる損失イベントがある場合、理由と作業ユニットの組み合わせごとに棒グラフが存在することになります。パレート図内の各棒グラフの時間数が、棒グラフの上部に表示されます。
「週平均を表示」切り替えを使用して、週 168 時間に正規化されたデータをメインのパレート図に表示します。
適用された設備フィルタがサイト、区分、または作業拠点に対するものであり、フィルタされた日付範囲が 1 か月 (31 日) 以内である場合、「イベントログを表示」をクリックすると、現在表示されているデータの損失イベントを示す読み取り専用イベントログが開きます。
チャート内の棒グラフにカーソルを合わせると、その棒グラフの詳細がツールヒントに表示されます。「Pareto1」チャートの場合、イベントの原因となった作業ユニット、イベントカテゴリ、損失カテゴリ、および時間損失期間がこれに含まれます。「Pareto2」以降のチャートの場合、イベントの原因となった作業ユニット、イベントカテゴリ、損失カテゴリ、理由または一連の理由、および時間損失期間がこれに含まれます。
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チャート内の棒グラフを選択した後、キーボードの左右の矢印キーを使用すると、他の棒グラフに移動して、それらのツールチップを表示することができます。ある棒グラフに移動したら、ENTER キーを押してその棒グラフを選択できます。これは、チャート内に非常に大きな棒グラフと非常に小さな棒グラフの両方がある状況では特に役立ちます。小さな棒グラフはカーソルを合わせて選択するのが難しい場合があるためです。
ズームインするには、ズームインアイコン をクリックします。チャート上で、詳細を確認する部分をクリックしてドラッグすることで、ズームインすることもできます。ズームアウトするには、ズームアウトアイコン をクリックします。チャート全体の表示に戻すには、「リセット」をクリックします。チャートをズームまたはリセットしても、フィルタされた情報に影響はありません。
下部の枠
メインのパレート図の下には、メインのパレート図に表示されるデータに関する追加情報が 2 つの枠に表示されます。これらの下部の枠は、「週平均を表示」切り替えによる影響を受けません。
左側の枠には、「時間損失のトレンド」図が表示されます。チャートのタイトルには、パレート図のこのレベルに表示される損失理由が含まれています (例: 「時間損失のトレンド - 計画ダウンタイム」)。メインのパレート図で棒グラフが選択されていない場合、すべての損失理由の損失時間の合計が日付範囲で日ごとに表示されます。棒グラフが選択されている場合、表示される時間損失の値は、その損失理由のみが対象です。このトレンド図には、メインのウォーターフォール図と同じズーム機能があります。
右側の枠には、現在のパレート図の「時間損失の詳細」が表示されます。
「損失時間」 - 棒グラフが選択されていない場合、これはチャートにおけるすべての棒グラフの損失時間の合計です。棒グラフが選択されている場合、これは選択した棒グラフの損失時間の合計です。
「インシデント」 - 棒グラフが選択されていない場合、これはチャートにおけるすべての棒グラフの損失イベントの数です。棒グラフが選択されている場合、これは選択した棒グラフの損失イベントの数です。
「損失平均」 - 「損失時間」「インシデント」で除算することで計算された損失平均。
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