コンテンツプロキシメディアエンティティの設定
コンテンツプロキシメディアエンティティ (PTC.SCA.SCO.OperatorAdvisorContentProxyMediaEntity) を使用することにより、バックエンドシステムへの接続時に追加の認証オプションを使用してファイルのコンテンツをダウンロードできます。メディアエンティティでは以下の「認証タイプ」設定を使用できます。
「基本」 - 基本認証 (ユーザー名/パスワード)
「SSO」 - SSO (シングルサインオン) による認証
「セッションユーザー」 - Windchill を使用して提供される認証
「セッションユーザー」認証オプションの設定の詳細については、セッションユーザー用の作業指示構築ブロックの設定 (Windchill 認証)を参照してください。
コンテンツプロキシメディアエンティティを設定するには、「コンフィギュレーション」ページで以下のオプションを設定します。
「ダイナミックコンテンツ」 - このチェックボックスはオンにしなければなりません。
「URL」 - コンテンツをダウンロードするために接続するシステムのベース URL を指定します。URL では必ず適切な転送メカニズム (http または https) を指定してください。
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「SSO」認証タイプを使用しており、SSL が有効な Windchill インスタンスによって SSL 標準ポート (443) が使用されている場合は、「URL」値にポート番号を含める必要はありません。たとえば、使用する URL が https://abc.com:443/Windchill/oauth であれば、「URL」値には https://abc.com/Windchill/oauth を入力します。
「SSL エラーを無視」 - SSL エラーを無視する場合は、このチェックボックスをオンにします。
「テスト接続 URL」 - 接続されているシステム内の有効なリソースへの完全な形式の URL を指定します。「ダイナミックコンテンツ」を選択し、「テスト接続 URL」を指定すると、メディアエンティティは、エンティティのコンフィギュレーションを永続化する前に、指定した認証情報を使用して自動的に接続をテストします。メディアエンティティのコンフィギュレーションは、接続の検証が完了するまで保存されません。
選択した認証タイプに適切なコンフィギュレーション設定を指定します。たとえば、基本認証を設定するには:
「認証タイプ」「基本」に設定します。
「URL」値で指定されているシステムに接続するための「ユーザー名」「パスワード」を指定します。
選択した「認証タイプ」によっては、追加のコンフィギュレーションが必要です。詳細については、ThingWorx ヘルプセンターのメディアを参照してください。
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コンテンツプロキシメディアエンティティが基本認証に設定されている場合、メディアエンティティサービスを使用せずに、ファイルコンテンツをダウンロードするフォールバックメカニズムを使用できます。これを行うには、MPMLink 作業定義コンバータ Thing (PTC.SCA.SCO.MPMLinkWorkDefinitionConverter) で FileServerUserName および FileServerPassword プロパティを指定します。
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