形状について
形状は、加工品のグラフィック表現です。形状はダイヤグラムにインスタンスとして配置され、作成元のカタログ形状へのリンクは維持されます。インスタンスとして配置された形状は、カタログ形状から、色やレイヤーなどのカタログ形状プロパティを継承します。各インスタンスの継承されたパラメータは、あとで設定できます。加工品のパラメータがインスタンスレベルで変更された場合、ラベルやレイヤーなどの、リンクされた各形状が変更される場合があります。個別の形状プロパティが変更されると、変更はその形状にのみ適用され、加工品には適用されません。
形状はダイアグラムタイプ固有のものです。異なるダイヤグラムタイプの形状で同じ加工品を表現できます。たとえば、ポンプは配線ダイアグラムでは電気表現ができ、P&ID ダイアグラムではパイピング表現ができます。配線ダイヤグラム形状および P&ID ダイヤグラム形状は、同じブロック加工品を持つため、共通したパラメータを持つことができます。
形状のジオメトリは「カタログエクスプローラ」(Catalog Explorer) で作成しますが、ファイバー形状のジオメトリは自動的に作成されます。「ファイバープロパティ」(Fiber Properties) ダイアログボックスの「形状」(Shape) タブでファイバー形状の線種を編集でき、「ラベル」(Label) タブでラベルを追加できます。
形状のインスタンスを更新し、カタログアイテム形状への変更を反映するには、「カタログエクスプローラ」(Catalog Explorer) をクリックします。設計にオブジェクトをインスタンスとして配置すると、オブジェクトに親を割り当てたり、別の親を割り当てたり、親の割り当てなしにしたりできるようになります。
「カタログエクスプローラ」(Catalog Explorer) を使用して、カタログ形状の作成、アクセス、インスタンスの配置、および管理を実行します。