ダイヤグラムタイプと複数形状について
作成する形状ごとに、ダイヤグラムタイプが関連付けられます。形状インスタンスのダイヤグラムタイプはカタログアイテムから継承されます。アイテムの形状がインスタンスを持たない場合にのみ、「プロパティ」(Properties) ダイアログボックスを使用してアイテムの形状のダイヤグラムタイプを設定できます。同様に、グループ形状がインスタンスを持たずメンバー形状がない場合にのみ、グループ形状のダイヤグラムタイプを設定できます。
加工品に複数の形状を作成する場合、2 番目以降の形状に同じポートまたはほかのオブジェクトを追加することが重要になります。これにより、設計の BOM に悪影響を与え、Cabling や Piping に受け渡される可能性を持つ異質な論理データの作成を防止することになります。たとえば、作成する最初の形状にポートまたは別のオブジェクトを追加します。同じ加工品に次の形状を作成する場合、形状ジオメトリを作成し、 をクリックして「メンバー形状を追加」(Add Member Shapes) ダイアログボックスを開き、ポートまたはオブジェクトを追加します。新規形状でインスタンスを持たないポートまたはその他のオブジェクトは、形状のないメンバーと呼ばれます。これらはブロックまたはグループのメンバーですが、必要な位置に配置するまで、開いた形状に表示されません。
ブロックとグループは、異なるダイヤグラムタイプに対して異なる形状を持つことができます。たとえば、同じブロックはブロックダイヤグラム形状、回路ダイヤグラム形状、および配線ダイヤグラム形状を持つことができます。
設計にインスタンスとして配置されたブロックまたはグループの追加形状を異なるダイヤグラムタイプに配置するには、「レポートの結果」(Report results) ダイアログボックスでアイテムを選択し、 をクリックします。「形状の選択」(Select Shape) ダイアログボックスの 「すべてのタイプ」(All Types) オプションを選択し、すべてのダイヤグラムタイプのあらゆる形状を表示します。形状を選択すると、選択した形状のダイアグラムタイプにのみ配置できます。
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ポート間のファイバーと接続は 1 つのダイヤグラムタイプに対して固有です。