設計オブジェクトの操作について
シートに設計オブジェクトを配置したあとは、それらを移動、コピー、およびカットしたり、貼り付けたりできます。または、変換オプションを使用して、設計シート上で回転、拡大したり、ミラーを作成したりできます。設計オブジェクトは、構成部品またはコネクタです。構成部品はさまざまな方法で操作できます。接続を構成部品とともにカットして貼り付けたり、構成部品とともに選択して別のシートに移動したりできます。
構成部品のデータムを変換の基準として設定するには、「ファイル」(File) > 「オプション」(Options) > 「設計」(Design) > 「変換のデータム点のプロンプトを有効化」(Enable datum Point prompts for translation) の順にクリックします。
ファイバーが接続された構成部品を移動すると、構成部品とファイバーパスのプレビューが表示されます。ファイバーパスのプレビューを無効にするには、「Creo Schematics オプション」(Creo Schematics Options) ダイアログボックスの「設計の設定を変更します」(Change design settings) ページにある「構成部品の移動時にファイバープレビューを表示する」(Display fiber preview when moving components) チェックボックスをオフにします。構成部品を配置すると、ファイバーは自動的に再接続されます。
構成部品をコピーして貼り付ける
「ツール」(Tools) タブのコマンドを使用して、選択した構成部品をコピーしてカレントシートや別のシートに貼り付けることができます。「貼り付け」(Paste) コマンドを使用すると、コピーされた加工品の新しいインスタンスが作成されます。「形状の貼り付け」(Paste Shapes) コマンドを使用すると、コピーされた加工品の新しい形状が作成されます。ファイバーとハイウェイは除かれます。
設計オブジェクトをカットして貼り付ける
選択した設計オブジェクトをカットし、シート上の別の場所、または異なるシートに貼り付けることができます。導線をカットすると、分割点が自動的に決定されます。結果をより詳細に制御するには、 「シートに移動」(Move to Sheet) コマンドを使用します。グループメンバーを貼り付けるときは、「貼り付けオプション」(Paste Options) ダイアログボックスを使用してオプションを設定します。
設計オブジェクトの変換
設計オブジェクトの回転、ミラーの作成、およびスケールの設定を行うには、「ダイヤグラム」(Diagramming) タブの「変換」(Transformation) コマンドを使用するか、グラフィックウィンドウのショートカットメニューを使用します。オブジェクトの回転、ミラー作成、またはスケールを行うと、新しい位置またはサイズに合わせて、接続されている導線が自動的に調整されます。