コールアウトについて
フィギュアまたは差込図に表示されるアイテムをグラフィカルに識別するには、コールアウトを使用します。コールアウトには 1 本または複数本の引出線の付いたラベルが付きます。引出線は、フィギュアまたは差込図内のアイテムを指します。番号付きのラベルや、フィギュアに配置された後で編集可能なラベルを作成できます。対応するアイテム名および番号がフィギュアのアイテムリストに表示されます。選択したコールアウトのタイプによっては、フィギュアビューでコールアウトのラベルテキストを編集できないことがあります。アイテムリストでアイテムの番号を変更すると、フィギュア内のそのコールアウトの番号も変更されます。
コールアウトライブラリには、イラストレーションに追加可能な定義済みのコールアウトが多数含まれています。「Creo Illustrate のオプション」(Creo Illustrate Options) ダイアログボックスを使用してカスタムコールアウトテンプレートを作成することもできます。カスタムコールアウトテンプレートの作成の詳細については、コールアウトテンプレートを作成および管理するにはを参照してください。
アイテムを 1 つまたは複数選択してから、そのアイテムに適用するコールアウトを選択することで、コールアウトを手動で作成します。追加した各コールアウトによって、アイテムリストに新しい行が作成されます。コールアウトは、アイテムリストを生成したときに自動的に作成することもできます。
アクティブフィギュア内のすべてのコールアウトが、上部データパネルの「フィギュアコンテンツ」(Figure Content) 枠に表示されます。接頭辞「コールアウト:」(Callout:) によって、「フィギュアコンテンツ」(Figure Content) 枠のその他のタイプのアノテーションと区別されます。
フィギュアで部品または差込図を移動すると、部品との相対位置を維持しながら、リンクされたアノテーションも移動します。フィギュアウィンドウでアノテーションラベルを整列させたり間隔を自動調整したりできます。複数のコールアウトを 1 つにまとめることで同じアイテムが複数ある場合にコールアウトを 1 つだけ作成したり、参照先の部品が別の部品に隠れているときのコールアウトの表示を制御したりできます。
コールアウトもカメラともともに移動します。コールアウトのラベルは常に正面を向きます。カメラがズームインまたはズームアウトしても、そのサイズは維持されます。コールアウトを選択してから「選択項目をズーム」(Zoom Selected) をクリックすると、部品インスタンスとコールアウトの両方がウィンドウ領域いっぱいに表示されます。
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