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レーザープロジェクター用ファイルの作成
複合材設計環境では、レーザー投影ツールを使用して、積層オブジェクトの投影データファイルと校正ファイルを、レーザープロジェクターと互換性のあるファイルとして作成できます。
エクスポートされたファイルが保存されるデフォルトディレクトリへのフルパスを次のいずれかの方法で指定できます。
「ファイル」(File) > 「オプション」(Options) の順にクリックします。「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスで、「アプリケーション」(Applications) > 「複合材」(Composite) の順にクリックします。「レーザー投影」(Laser Projection) で値を指定します。
次の手順に従って、レーザープロジェクター用の投影データファイルまたは校正ファイルを作成します。
1. 「ユーティリティ」(Utilities) > 「レーザー投影」(Laser Projection) の順にクリックします。「レーザー投影」(Laser Projection) ダイアログボックスが開きます。
2. ファイルの初期設定を次のように指定します。
a. 「互換性」(Compatibility) ボックスで、レーザープロジェクターと互換性のあるファイルフォーマットを選択します。
a. 「LAP」 - このオプションを選択した場合、CAL ファイルフォーマットの校正ファイルまたは LPD ファイルフォーマットの投影ファイルが作成されます。
b. 「Virtek」 - このオプションを選択した場合、CAL ファイルフォーマットの校正ファイルまたは PLY ファイルフォーマットの投影ファイルが作成されます。
b. 「単位」(Units) ボックスで、校正ポイントと投影ジオメトリの座標を定義する単位を選択します。デフォルト単位はモデル単位に基づいて選択されます。
c. 「厚み」(Thickness) ボックスで、材料の厚みのタイプとして、「硬化後」(Cured) または「硬化前」(Uncured) を選択します。
d. デフォルト座標系を変更するには、「座標系」(Coordinate system) ボックスをクリックし、別の座標系を選択します。
e. 「簡略化角度」(Simplification angle) ボックスをクリックし、ポリラインセグメント間の傾斜度公差を入力するか選択します。ポリラインセグメント間の傾斜度公差が「簡略化角度」(Simplification angle) ボックスで指定した角度より小さい場合、ポリラインセグメントはマージされます。
3. 「オブジェクト範囲」(Objects Range) では、積層ツリーで最初と最後の積層オブジェクトを選択することで範囲を指定します。積層ツリーでオブジェクトを比較する際、「最初のオブジェクト」(First object) ボックスで選択したオブジェクトは、「最後のオブジェクト」(Last object) ボックスで選択したオブジェクトの上にリストされている必要があります。
4. 「エクスポートされたアイテム」(Exported Items) で、ファイルに含める情報を指定します。
校正ポイントの情報を含めるには、「校正ポイント」(Calibration Points) ボックスをクリックし、1 つ以上のデータム点を選択することで校正ポイントを指定します。
シードポイントの情報をファイルに含めるには、「シードポイント」(Seed point) チェックボックスをオンにします。
ドレーピング方向の情報をファイルに含めるには、「ドレーピング方向」(Draping direction) チェックボックスをオンにします。
5. 「名前」(Name) ボックスに、ファイルの名前を入力します。
6. 投影データファイルをエクスポートする場合、「データファイルを作成」(Create Data File) をクリックします。校正ファイルをエクスポートする場合、「校正ファイルを作成」(Create Calibration File) をクリックします。「コピーを保存」(Save a Copy) ダイアログボックスが開き、コンフィギュレーションオプション composite_laser_projection_dir で指定したデフォルトの場所が表示されます。
7. デフォルトの場所を使用するか、ファイルの保存先として別の場所を選択します。
8. 「OK」をクリックします。
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