解析モデルのエクスポート
複合材フィーチャーの解析モデルを Nastran または HDF5 ファイルにエクスポートし、シミュレーションツールで使用してさらに解析できます。NASTRAN または HDF5 のエクスポートはシェル要素のみに基づき、複合材フィーチャーがソリッド化されている場合でも 3D 要素には基づきません。解析モデルを HDF5 ファイルにエクスポートすると、SI 以外の単位はデフォルトで SI 単位に変換されます。
解析モデルをエクスポートするには、次の手順に従います。
1. > の順にクリックします。「コピーを保存」(Save a Copy) ダイアログボックスが開きます。
2. エクスポートされたモデルを保存するディレクトリを開きます。
3. デフォルトのファイル名を変更するには、「新規ファイル名」(New file name) ボックスに名前を入力します。
4. 「タイプ」(Type) リストでエクスポートのタイプを選択します。
6. 「OK」をクリックします。
Nastran エクスポート設定の指定
「Nastran エクスポートプロファイル設定」(Nastran Export Profile Settings) ダイアログボックスで次の設定を指定します。
1. メッシュを作成するには、次のいずれかの「要素形状」(Element Shape) オプションを指定します。
◦ 「線形」(Linear) - 線形要素を使用してメッシュを作成します。線形要素には、コーナー節点、直線エッジ、および平面しかありません。中間エッジ節点はありません。線形要素は、平面と直線エッジが比較的多い位相のモデルに最適であり、解析時間を短縮できます。
◦ 「2 次」(Parabolic) - 2 次要素を使用してメッシュを作成します。2 次要素の各エッジに中間節点があります。2 次要素は追加節点で曲がることができます。この曲がる能力によって、カーブしたモデルのサーフェスに要素がさらに適切に適合できるようになります。「2 次」(Parabolic) を選択した場合、「要素修正」(Fix Elements) を選択してメッシュを調整できます。
2. 最大要素サイズをモデルサイズの 1 % に設定するには、「デフォルトの最大要素サイズを使用します」(Use default maximum element size) をオンにします。別の値を設定するには、「デフォルトの最大要素サイズを使用します」(Use default maximum element size) をオフにし、「要素サイズ」(Element size) ボックスに値を入力します。
3. すべてのプライ境界で分割されたレイアップサーフェスをエクスポートするには、「解析ジオメトリをエクスポート」(Export analysis geometry) を選択します。
4. 「OK」をクリックします。
HDF5 エクスポート設定の指定
「HDF5 エクスポートプロファイル設定」(HDF5 Export Profile Settings) ダイアログボックスで、次の設定を指定します。
1. すべてのプライ境界カーブで分割されたレイアップサーフェスをエクスポートするには、「解析ジオメトリをエクスポート」(Export analysis geometry) を選択します。
2. ドレーピングプロセスから取得した実際の繊維方向をエクスポートするには、「繊維方向にドレーピング結果を使用」(Use draping results for fiber orientations) を選択します。
3. 「OK」をクリックします。