ドラッグとスナップショットの作成について
アセンブリのエンティティを運動許容範囲内で移動し、特定の構成でアセンブリがどのように動作するかを調べるには、
「構成部品をドラッグ」(Drag Components) を使用します。次のエンティティを選択してドラッグ移動を開始できます。
• エッジ
• 点
• 軸
• データム平面
• グランドとして定義されていない剛体のサーフェス
選択したエンティティはポインタのカレント位置にできるだけ近づきますが、その他のアセンブリ構成部品は互いに結合された状態のままとなります。
アセンブリ移動の制御
ドラッグ操作中のアセンブリの移動を制御するには、以下を指定します。
• ドラッグエンティティ (点または剛体)
• ドラッグ拘束条件
• 剛体のロックとロック解除
• 結合の有効/無効化
スナップショットの使用
「ドラッグ」(Drag) ダイアログボックスの「スナップショット」(Snapshot) タブには、アセンブリのさまざまな配置の保存済みスナップショットのリストが表示されます。構成部品を目的の場所に移動してから、いろいろな位置と方向でアセンブリのスナップショットを保存できます。スナップショットは、メカニズムに存在するロックされた剛体、無効な結合、ジオメトリの拘束条件を取り込みます。
| • 「構成部品をドラッグ」(Drag Components) を使用して、構成部品の配置中にスナップショットを作成できます。 • 図面でスナップショットを分解ビューとして使用するには、 をクリックします。 |
拘束の使用
「ドラッグ」(Drag) ダイアログボックスの「拘束」(Constraints) タブは、拘束を適用または削除するのに使用します。拘束条件を適用すると、拘束条件リストにその拘束名が追加されます。拘束の横にあるチェックボックスをオンまたはオフにすることで、拘束のオン/オフを切り替えることができます。ショートカットメニューを使用して、拘束をコピー、切り取り、貼り付け、または削除することができます。
アセンブリの剛体のロック
アセンブリ剛体は、1 つのリード剛体を基準にして固定できます。ロックされた剛体は接着されているように作用するので、剛体間で移動はありません。剛体は、接触、または隣接していなくてもロックできます。