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複数言語テキストの使用
Creo Elements/Direct でサポートされているすべての言語を図面で使用できます。図面を作成またはロードする際、以下を実行できます。
複数言語サポートを有効または無効にします。
1 次言語および 2 次言語、テキストセパレータ、およびテキスト表示を設定または編集します。
2 次言語に対して異なるフォーマット属性を設定します。
複数言語テーブルを作成および使用します。
複数言語テーブルでフィルタを使用して複数言語テキストを検索します。
テキストを使用できる Annotation 要素にテーブルから複数言語テキストを追加します。サポートされている要素は以下のとおりです。
幾何公差修飾テキスト
テキストを受け入れるシンボルパラメータ
注記
テーブルセルエントリ
寸法修飾テキスト
複数言語テーブルを保存してパスを設定します。
複数言語テキストをハイライトします。
デフォルト設定を使用して、複数言語テキストを有効化および設定できます。さらに、図面をロードするときに、「ロード」ダイアログボックスの「複数言語設定を適用」チェックボックスをオンまたはオフにして、デフォルト設定をオーバーライドできます。たとえば、複数言語サポートがすでに有効になっている場合、このチェックボックスはデフォルトでオンになり、現在の図面に対してオフにすることができます。この場合、Creo Elements/Direct Annotation は、最後に保存された図面をロードし、その図面の複数言語テキストを完全に無効にします。
さらに、図面をロードすると、Creo Elements/Direct で、その複数言語のテーブル ID とバージョンが、図面とともに保存されている複数言語テーブル内の値と比較されます。どちらかの値または両方の値に不一致がある場合は、メッセージが表示されます。現在の値ごとに図面をロードするか、最後に保存したものとしてロードするか、または操作をキャンセルすることができます。
複数言語テキストの例
サンプルワークフロー
複数言語テキストの使用の一般的なワークフローの例を以下に示します。
1. 管理者が、組織全体に共通の複数言語のテキストマッピングテーブルを作成します。PTC は、各地域につき 1 人のユーザが、共通の複数言語テーブルの作成に貢献することを推奨します。
2. 管理者が、テーブルファイルを会社レベルまたはサイトレベルで保存します。テーブルを編集できるのは管理者のみです。
3. 管理者が、組織のカスタマイズされた設定を使用して、すべてのユーザに対して複数言語のサポートを有効にして設定します。
4. 管理者が、ユーザの 1 次言語および 2 次言語を設定します。これらは地域によって異なる場合があります。
5. 管理者が、2 次言語のさまざまなフォーマット属性を設定します。
6. ユーザが、SDCORPCUSTOMIZEDIR または SDSITECUSTOMIZEDIR のいずれかの環境変数を設定して、複数言語テーブルを検索します。
7. ユーザが、新規図面を作成し、複数言語テーブルのフィルタを使用して必要なテキストを検索し、テーブルから Annotation にテキストを追加します。
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ユーザは、複数言語テーブルにテキストを追加するように管理者に依頼しなければなりません。
8. ユーザは、組織内のすべてのユーザが使用できるように図面を保存します。
9. どの地域のユーザに対しても、図面は地域の言語でロードされます。
10. ユーザが、図面の印刷、エクスポート、および関係者との共有などの後続の操作を実行します。