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板金パーツの折り曲げ
展開した曲げの内側、またはその付近でマシニング操作を行った後、曲げを 1 つずつ復元、または再定義することにより、展開した板金パーツ、または展開した領域を折り曲げることができます。もとの属性に基づいて曲げを復元することも、別の値を適用することもできます。
曲げを復元するには
1. 「Sheet Metal」をクリックしてから「シート編集」グループで 「折曲げ/展開」をクリックします。「折曲げ/展開」ダイアログボックスが開きます。
2. 再作成する展開済みの曲げをクリックします。「折曲げ/展開」ダイアログボックスにもとの曲げの属性が表示されます。
3. オプションとして、曲げに適用する新しい値を指定することもできます。
曲げの角度を変更するには、「角度」をクリックして、別の曲げ角度を入力します。曲げの最大角度は 360°です。
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360°曲げの場合、側面が接してはなりません。
曲げ工程を変更するには、「工程」の横にあるオプションリストから必要な工程を選択します。
(円筒型の曲げで) 曲げの内側の曲げ半径を変更するには、「内側の半径」をクリックして、現在の曲げ工程に表示される曲げ半径テーブルから必要な半径を選択します。
別の方法として、手作業で半径の値を入力することもできます。この半径が、現在の TDB 中の曲げ工程用として定義されていない場合は、Creo Elements/Direct Sheet Metal により DMF 関連のメッセージが表示されます。
(円錐型の曲げで) 円錐角度を変更するには、「円錐角度」をクリックして角度を指定します。
「逆方向」をクリックすれば、反対方向で曲げを生成できます。
平面シートを折り曲げた場合、曲げの長さは保持されません。曲げの値を変更すると、曲げの長さもこれに従って変更されます。例えば、もとの内側の半径よりも大きい内側半径を入力すると、曲げは、もとの曲げよりもはるかに大きくなります。
4. オプションとして、折り曲げを一時的に表示させる場合は「プレビュー」をクリックします。
5. をクリックして、折り曲げ操作を完了します。または「次」をクリックして、別の折り曲げを選択することもできます。
1 回の操作で、直前に展開した折り曲げを曲げ直すには
1. 「Sheet Metal」をクリックしてから「シート編集」グループで 「パーツ再折曲げ」をクリックします。「パーツ再折曲げ」ダイアログボックスが開きます。
2. 「パーツ」をクリックします。または、再折り曲げするパーツの「基準面」を選択します。これで、ビューポートに再折り曲げ操作の結果が視覚的にフィードバックされるようになりました。
3. 「ステップ表示」チェックボックスをオンにし、曲げが 1 つ 1 つ曲げ直されるのを見ます。「ステップ表示」チェックボックスがオフの場合、途中のステップは見ることができず、曲げ直しの結果だけが見えます。
4. をクリックして、曲げ直し操作を完了します。