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Creo Elements/Direct Annotation および Creo Elements/Direct Drafting における色分けと展開図アノテーション
Creo Elements/Direct Annotation および Creo Elements/Direct Drafting の展開図では、Creo Elements/Direct Sheet Metal によって、ユーザ定義可能な線の色、線種、線の太さを使って、板金パーツの追加情報が表現されます。これらの設定は、sha_customize ファイルで変更できます。色と線種の初期値設定は以下のとおりです。
輪郭線に問題が発生すると思われる個所を示します。次のようなものがあります。
垂直でない隣接面。
赤表示された点 (三角形) は、図形が結合できないという意味です。この原因は、曲げが正しく行われていない、パーツの厚さが一定していない、曲げの補正値が不適当、などの違反です。
通常のマシニングで作成した展開不可能な稜線。
反対側からの形状。
注記 展開図に赤の要素がないからといって、そのパーツに問題が絶対にないとは 限りません。展開図にオーバラップ等の問題がないかどうか、目でチェックしてください。
輪郭線の通常の色。白い図形が中に表示されたら、その図形が Creo Elements/Direct Modeling (または、Creo Elements/Direct Sheet Metal 以外) のコマンドを使って作成されたということを示します。
水色
曲げ線の通常の色。曲げが破線になっている場合は下向きの曲げ、曲げが実線に なっている場合は上向きの曲げであるということを示します。
テクノロジーデータベースを使って作成した穴開け形状と絞り形状の通常の色。
折り目線についての以下のような情報が、Creo Elements/Direct Drafting の展開図にテキスト表示されます (データベースでカスタマイズしておくこともできます)。
曲げ
曲げ工程。
半径 0.4
曲げ半径。
90 度
曲げ角度。
上/下
曲げ方向。
穴開けと絞りに関する情報は、展開図上に表示されます。穴開けツールや絞りツールのコードは、Creo Elements/Direct Sheet Metal で作成した緑の形状それぞれの隣にラベル表示されます。Creo Elements/Direct Modeling で作成した白い穴にはラベルが付きません。ラベルは、ショップのツールコードを含んでいます。
注記 その他に、各形状には基準点があり、これは緑の十字記号で描かれます。基準点が赤で描かれている場合、展開の際に誤った基準面を選択したか、その形状が誤ったサイドから持ち込まれたかのいずれかです。
絞りの場合、展開図上に描かれるのは、いちばん外側の絞り輪郭線だけです。この輪郭線とスタンプツールコードが、製造ショップにとって必要な情報です。