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リレーションについて
2 種類のリレーションを定義することができます。
アセンブリ リレーションでは、アセンブリ内のパーツ同士の配置や相互作用を定義します。このリレーションは、上級アセンブリ モジュールで利用できます。Advanced Assembly モジュールをアクティブ化するには
1. 「ファイル」 > 「モジュール」の順にクリックします。「モジュール」ダイアログボックスが開きます。
2. 「モジュール」パネルの「ライセンス保護」セクションで「Adv Assembly」をクリックします。
パラメトリック リレーションでは、面または稜線の図形を拘束します。このリレーションは、パラメトリック モジュールで利用できます。Parametrics モジュールをアクティブ化するには
1. 「ファイル」 > 「モジュール」の順にクリックします。「モジュール」ダイアログボックスが開きます。
2. 「モジュール」パネルの「ライセンス保護」セクションで「Parametrics」をクリックします。
リレーションタイプと関連するモジュールの両方で Creo Elements/Direct Advanced Design ライセンスが必要です。
リレーションはrelation setsにグループ化されます。リレーションセットはパーツまたはアセンブリの追加のコンポーネントとして保管されます。保管されたパーツやアセンブリがロードされると、そのリレーション セットもロードされます。アセンブリ リレーションとパラメトリック リレーションは、別のリレーション セットに保管されます。詳細については、 リレーションセットの作成を参照してください。
同一のパーツまたはアセンブリに、複数のリレーション セットを定義できます。ただし、アクティブにできるのは一度に 1 つのセットだけです。構造一覧にリレーション セットを表示することができ、それらの 1 つを容易にアクティブなリレーション セットにすることができます。詳細については、 アクティブなリレーションセットの設定を参照してください。
モデルの編集時にもリレーションは維持されるため、全体に関わる影響を考慮せずに、個々のコンポーネントで作業を行うことができます。ただし、参照要素が編集されると、リレーションの状態は変化します。リレーションのステータスやその他の情報は、リレーション詳細一覧に表示されます。詳細については、 リレーション詳細一覧を参照してください。
システムの全自由度に関してリレーションを定義する必要はありません。また、拘束条件不足モデルの検討が可能です。つまり、リレーション セットで定義した 1 つのリレーションだけで開始し、必要な結果が得られるまでリレーションを 1 つずつ追加していくことができます。
システムは拘束条件を満たしたモデルや、過剰拘束条件を持つモデルを処理することができます。さらに、リレーションを削除することなく、アクティブなリレーションを個別に解除でき、過剰拘束エラーの原因把握に役立ちます。詳細については、 リレーションのアクティブ化、非アクティブ化、削除を参照してください。