Creo Elements/Direct Model Manager でのモデルクラスとライブラリクラス
Creo Elements/Direct Model Manager 18.1 以降のバージョンでは、複数のモデルクラスとライブラリクラスがサポートされます。各モデルクラスは、追加の属性または異なるパーミッション、あるいはその両方を持つことができます。データベースで新しいモデルを作成するときに、モデルに対するモデルクラスを選択できます。パーミッションは各クラスごとにアクセス制御リスト (ACL) によって別に管理され、各クラスはクラスに登録されたビジネスオブジェクトに基づくパーミッションのカスタムビジネスロジックを持つことができます。たとえば、特定のグループで読み取り専用でなければならないモデルのセットを管理するには、モデルを専用のクラスに保存し、グループの「要素作成」パーミッションを削除する必要があります。
さらに、Creo Elements/Direct Model Manager はライブラリクラスを使用して、ライブラリパーツに対して異なるビジネスロジックを実装します。ただし、デフォルトのビジネスオブジェクト DMLibrary3D クラスは非常に制約が大きく、ライブラリパーツを専有、上書き、またはバージョン付けできません。Creo Elements/Direct Part Library によって作成されたライブラリパーツは、このクラスに保存されます。
Creo Elements/Direct Model Manager 18.0 以降のバージョンでは、より柔軟な設定機能を持つ追加のライブラリクラスが提供されています。たとえば、専有と上書きがサポートされる CORP_LIBRARY_3D データベースクラスおよび DMCorporateLibrary Java クラスが使用できます。モデルクラスと同様に、ACL を使用してこれらの操作のパーミッションを設定できます。
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デフォルトでは、CORP_LIBRARY_3D は表示されていません。
DMCorporateLibrary では、バージョン管理はまだサポートされていません。
デフォルトでは、CORP_LIBRARY_3D は表示されていません。custom.xml ファイルでアクティブ化できます。詳細については、社内ライブラリクラスの設定方法を参照してください。
ライブラリ情報はデータベースと実際のモデルの両方に保存されるため、Creo Elements/Direct Modeling にモデルがロードされるときには情報の一貫性が重要です。ライブラリクラスに保存されたすべてのモデルにはライブラリ属性が必要であり、モデルクラスのすべてのモデルにはライブラリ情報を含むことはできません。
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