設定とカスタマイズ
読み取り専用モデルクラスの設定方法
モデルクラスへの書き込みアクセスは、主として「要素作成」パーミッションによってクラスレベルで管理されます。特定のグループに対して読み取り専用アクセスを持つモデルクラスを設定できます。
モデルクラスを設定するには、次の手順を実行します。
1. Creo Elements/Direct Model Manager で、モデルクラスを作成します。クラスの作成方法に関する詳細は、Creo Elements/Direct Manager Server Administrator Guide の「Creo Elements/Direct Manager Server のカスタマイズ」のトピックを参照してください。
2. 新しいクラス ACL (たとえば、デフォルト DT_DOC_CLASS_ACL クラスをコピー) を追加します。詳細は、Creo Elements/Direct Model Manager ヘルプの「アクセス制御リストの追加」のトピックを参照してください。
3. 新しいクラス ACL を新しいモデルクラスに割り当てます。詳細は、Creo Elements/Direct Model Manager ヘルプの「要素へのアクセス制御リストの割り当て」のトピックを参照してください。
4. 特定のグループの新しい ACL パーミッションを追加し、グループの「要素作成」パーミッションを削除します。詳細は、Creo Elements/Direct Model Manager ヘルプの「アクセス制御リストの編集」のトピックを参照してください。
社内ライブラリクラスの設定方法
Creo Elements/Direct Model Manager データベーススキーマには、あらかじめ設定された社内ライブラリクラス (CORP_LIBRARY_3D) および ACL が含まれています。この追加のライブラリクラスは、custom.xml のクラス定義に追加することによって有効にできます。
<ClassDefs>
<Class extends="DMCorporateLibrary">
<Name>CORP_LIBRARY_3D</Name>
</Class>
</ClassDefs>
デフォルトでは、対応する ACL CORP_LIBRARY_3D_ACL によって「上書き」および「クラス変更」パーミッションのみが管理者に与えられます。「CAD 担当設計者」などの別のグループを追加する場合は、以下の ACL 要素のパーミッションフラグを設定する必要があります。
上書き
ファイル作成
ユーザ定義属性を編集
クラスを変更
要素属性修正
要素アクセス変更
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