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環境設定の変更
Creo Elements/Direct 「Model Manager」 の表示設定、保存、ロードのオプションなどを変更できます。
環境設定を変更するには、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で、「ファイル」 > 「オプション」の順にクリックします。「環境設定」ダイアログボックスが開きます。
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環境設定が使用できない場合は、管理者によってその環境設定の値が設定されているため、変更できません。
サイト用に設定されている値に環境設定をリセットするには、「環境設定」ダイアログの「リセット」をクリックします。
「環境設定」ダイアログボックスには、以下のタブがあります。
「ワークスペース」タブ
「ワークスペース」タブでは、次の表示オプションを変更できます。
最近使ったリストの最大数: デフォルト値は 50 ですが、表示数を増やしたほうが便利な場合もあります。
更新間隔: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 の自動ステータスチェックの頻度を設定します。作業中のモデルの新しいバージョンが検出されると、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で警告メッセージがポップアップ表示され、ワークスペースの「通知」ペインに項目が追加されます。
デフォルトの 15 分間は、ほとんどの場合に適しています。非常に大きいモデルやアセンブリのステータスチェックには、数分間を要する場合があります。チェック処理中は、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 は応答しませんが、Creo Elements/Direct Modeling はそのまま使用できます。比較的小さいモデルセットに対して複数のユーザが作業している場合は、開いているモデルを他のユーザが更新したことがすぐにわかります。非常に大規模なアセンブリの作業を単独で行っている場合や、多くのモデルをロードしている場合は、更新間隔を長くすると、コンピュータの負荷を最小化できます。
デフォルトの 3D ロードタイプ: 完全にロードするか、軽量表示モデルをロードするか、または部分的にロードするかを選択できます。
「全て」: すべてのモデルの情報をロードします。
「軽量表示モデル」 - 利用可能な場合、軽量モデルをロードします。
「部分ロード (構造のみ)」: メタデータのみをロードします。
デフォルトのロードルール: 利用可能なロードルールから選択します。ロードルールを参照してください。
フォント: デフォルトの表示フォントは SansSerif、デフォルトのフォントサイズは 11 です。表示フォントのタイプおよびサイズは「フォント」ボックスで変更できます。フォントが変更されたことを確認するには、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 を再起動する必要があります。
「サムネイル」タブ
「サムネイル」タブでは、サムネイルに関するオプションを設定できます。
Creo Elements/Direct 「Model Manager」 でサムネイルイメージを格納するためのデフォルトのサイズを設定します。
「詳細」タブ
「詳細」タブでは、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 での保存とロードのオプションと構造一覧のデフォルトビューを設定できます。ただし、すべてのオプションが Creo Elements/Direct 「Model Manager」 に適用されるわけではありません。
BOM 設定
「自動的に位置番号を並べ替える」: BOM エディタで変更を加えた後、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 によって自動で位置番号が並べ替えられます。
「BOM の保存時に自動的に子に再番号付けする」: xml ファイルで設定した初期値および増分のデフォルト値を使用して、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で子項目の位置番号が自動的に振り直されます。
「BOM の保存時に子に自動で再番号付けする際、位置番号の重複を保持する」: BOM の保存時に重複する位置番号が保持され、子項目の位置番号が自動的に更新されます。
「BOM バージョンの有効化」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で BOM のバージョン管理が有効になります。特定のオプションの詳細については、「拡張 BOM バージョン」を参照してください。この環境設定が選択されていない場合、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 では BOM チェックポイント項目とチェックポイントコマンドのみが表示されます。詳細については、BOM の管理を参照してください。
「拡張 BOM バージョン」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で拡張 BOM バージョン管理が使用されます (「BOM バージョンの有効化」もオンになっている場合)。この環境設定が選択されていない場合、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 では簡略化 BOM バージョン管理が使用されます。詳細については、BOM の管理を参照してください。
「モデルファイル (DDM データサポート) を使用してスキャン」: BOM をスキャンする際に、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 によってデータベースではなくモデルファイルからモデルの数が計算されます。この処理は時間を要しますが、DDM に保存されたアセンブリで作業する場合は、このボックスをチェックします(DDM では、アセンブリの保存時にモデルの数量は設定されません。BOM をスキャンすると、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 が各ファイルを開いて読み取り、モデルの数量を計算します)。
「分割に同じ位置番号を使用」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で分割されたパーツに同じ位置番号が使用されます。
「分割作成時にリンク属性をコピー」: パーツを分割すると、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 によって、位置番号などの元のリンク属性は新しく分割された項目に自動的にコピーされます。
「BOM 属性をコピーダイアログを表示」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で部品をコピーするときに「BOM 属性を付けてコピー」ダイアログが表示されます。詳細については、BOM 属性を付けて部品をコピーを参照してください。
「最後の位置番号を使用して再番号付け」: 位置番号を振り直す際に、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で位置番号の設定ダイアログが表示されますが、このダイアログの初期値フィールドと増分フィールドには、最後に入力した値または xml ファイルで設定したデフォルト値が入ります。
「BOM レポートで使用する一意の位置番号を生成する」: 重複した位置番号が付けられている項目に Creo Elements/Direct 「Model Manager」 によって自動で一意の位置番号が付けられます。
一般的な設定
情報パネルの表示を最小にする: サムネイルパネルの詳細表示を最小限にしてパフォーマンスを高めます。
「データベースログを有効にする」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 によってデータベースに対する操作が追跡され、ログファイルが作成されます。Creo Elements/Direct 「Model Manager」 の使用中に問題が発生した場合は、このログを使用してエラーを特定できます。このログは、TEMP 環境変数の設定に従って、サーバ上のディレクトリに配置されます。
「ステータス更新のポップアップを表示」: システム ID の重複が発生したときに Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で通知をポップアップ表示するかどうかを制御します。
「起動時にワークスペースを表示」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 ワークスペースを表示するかどうかを制御します。Creo Elements/Direct Modeling から作業を行っているときに、データベースへの要素の保存のみが必要で、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 ワークスペースを表示しなくてよい場合があります。
「「ようこそ」画面を表示」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で「ようこそ」画面を表示するかどうかを制御します。管理者が Creo Elements/Direct 「Model Manager」 Standalone にログインすると、常に管理用の「ようこそ」画面が表示されます。
関連ファイルの削除を許可: 文書の関連ファイルをデータベースから削除するかどうかを制御します。
Creo Elements/Direct Modeling の旧バージョンのモデルの専有を許可/不許可」: Creo Elements/Direct Modeling でモデルが専有または専有解除され、警告メッセージが表示されます。この環境設定が選択されていない場合、Creo Elements/Direct Modeling でモデルは専有または専有解除されず、エラーメッセージが表示されます。
「CSV 保存時に UTF-8 文字セットを使用」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」「ファイル」 > 「転送」 > 「CSV」の順に選択してデータを保存する際、UTF-8 文字セットを使用します。この環境設定が選択されていない場合、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 ではローカル文字セット SJIS または ISO88591-1 (デフォルト) が使用されます。
「ユーザ名ではなく姓名を表示」: 属性の XML タグ <IsUserName> が true に設定されていても、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 でユーザ名の代わりにフルネームが表示されます(詳細については、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 Customization Guide を参照してください)。
ロードの設定
「3D 用のロード UI を表示する (デフォルト)」: モデルを右クリックして「ロード」を選択したときに、「ロード」ダイアログボックスが表示されます。オフにすると、「ロード」ダイアログボックスを表示せずにモデルがロードされます。
「2D 用のロード UI を表示する (デフォルト)」: 図面を右クリックして「ロード」を選択したときに、「ロード」ダイアログボックスが表示されます。オフにすると、「ロード」ダイアログボックスを表示せずに図面がロードされます。
「3D 用のロード UI を表示する (ダブルクリック)」: ワークスペースでモデルをダブルクリックしたときに、「ロード」ダイアログボックスが表示されます。オフにすると、「ロード」ダイアログボックスを表示せずにモデルがロードされます。
「2D 用のロード UI を表示する (ダブルクリック)」: ワークスペースで図面をダブルクリックしたときに、「ロード」ダイアログボックスが表示されます。オフにすると、「ロード」ダイアログボックスを表示せずに図面がロードされます。
コンテナをロード: データベースからモデルをロードするとき、そのアセンブリ内のコンテナと配下のコンテンツがすべてロードされます。
「コンテナをロード (簡略化)」: データベースからモデルをロードするとき、そのアセンブリ内の簡略化コンテナと配下のコンテンツがすべてロードされます。
「分割不可をロード」: 分割不可アセンブリ全体が Creo Elements/Direct Modeling にロードされます。この環境設定が選択されていない場合、分割不可アセンブリは部分的にロードされます。
「軽量モデルが見つからない場合はモデル全体をロード」: 軽量バージョンのモデルが使用できない場合、Creo Elements/Direct Modeling でモデル全体がロードされます。この環境設定を選択しない場合、モデルは部分的にロードされます。
「素材パーツをロード」: 素材/仕上げリレーション全体が Creo Elements/Direct Modeling にロードされます。
「部品データもロード」: モデルは通常、部品データとともにロードされます。Creo Elements/Direct Modeling から Creo Elements/Direct 「Model Manager」 に BOM 属性を渡すには、部品データのロードが必要です。BOM 属性を設定する必要がない場合、このオプションをオフにして大規模アセンブリのロード時間を短縮できます。
「図面のロード時に関連モデルをロード」: データベースから Creo Elements/Direct Annotation に図面をロードすると、関連付けられたモデルもロードされます。
「2D のロード時に Annotation をアクティブにする」: 図面のロード時に Creo Elements/Direct Annotation モジュールがアクティブになります。この環境設定が選択されていない場合、Creo Elements/Direct Annotation モジュールがアクティブになっていないと、Creo Elements/Direct Modeling でエラーメッセージが表示されます。
「ロックされたアセンブリへの変更を修正バージョンとして設定」: トップダウンセーブの実行時にアセンブリが修正バージョンとしてマークされ、アセンブリの新バージョンが作成されます。ただし、企業の XML 設定ファイルで、ユーザに対して、自身の専有していないアセンブリの新バージョン作成が許可されていない場合があります。ご使用のシステムの XML 設定でアセンブリの新バージョンの作成が許可されていて、かつ、パーツの保存時にアセンブリの新バージョンを作成する場合に、この環境設定を選択します。
この環境設定が選択されていない場合、アセンブリは修正バージョンとしてマークされないため、アセンブリの新バージョンを作成せずに、トップダウンセーブを実行できます。ご使用のシステムの XML 設定ファイルでアセンブリの新バージョンの作成が許可されていない場合や、パーツの保存時にアセンブリの新バージョンを作成しない場合には、この環境設定をオフにします。
「デフォルトのロードルールでルート項目をロード」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 でルートの項目とその子にあたる項目にデフォルトのロードルールが適用されます。この環境設定が選択されていない場合、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 によって選択したバージョンのルート項目がロードされ、子の項目にはデフォルトのロードルールが適用されます。この環境設定は、BOM をスキャンするときにも適用されます。
ロードおよび保存の設定
「ロード時と保存時にウィンドウを最小化する」: Creo Elements/Direct 「Model Manager」 のウィンドウを最小化して、Creo Elements/Direct Modeling または Creo Elements/Direct Drafting のウィンドウに簡単にアクセスできるようにします。
「ロードまたは保存後にステータスを再表示」: ユーザがロードまたは保存した後で、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 がモデルのステータスを自動的に更新します。
「更新時に古い通知をクリアする」: ユーザがロードまたは保存した後、モデルのステータスを更新するたびに、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 が通知内の古い項目を自動的にクリアします。
「システム ID でバージョンを管理」: 同じシステム ID を持つモデルは、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で名前に関係なく相互のバージョンとして扱われます。この環境設定が選択されていない場合、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で同じ名前のモデルが相互のバージョンとして扱われます。
プロジェクトの設定 (プロジェクトが有効の場合のみ)
「プロジェクト制御の変更を確認するダイアログを表示」: プロジェクト制御の変更を確認するダイアログボックスが表示されます。
保存設定
「コピー時に関連図面を生成」: モデルのコピー時に、モデルと関連付けられた図面が生成されます。図面には一意の名前が割り当てられ、図面のステータスが「要更新」に設定されます。生成した図面を示す HTML レポートが Web ブラウザに表示されます。
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Creo Elements/Direct Modeling で「ローカルモデルに新規システム ID を割当て」コマンドを使用して、新規モデルに一意の ID を割り当てる場合、関連づけられた図面は作成されません。
「モデルの保存時に VRML ファイルを作成」: VRML ビューワで表示できる VRML 3D サムネイルを自動的に作成します。
「コピー時に関連非 CAD 文書を生成」: モデルのコピー時に、モデルと関連付けられた非 CAD 文書が生成されます。図面には一意の名前が割り当てられます。XVL および eDrawings ファイルのステータスが「要更新」に設定されます。生成したファイルを示す HTML レポートが Web ブラウザに表示されます。
「サムネイルの作成」: ワークスペースの「プレビュー」ペインに表示できる、3D モデルのサムネイルイメージを自動的に作成します。デフォルトでは 2D 図面のサムネイルイメージが作成されます。この環境設定の影響は受けません。
「保存 UI の表示」: 項目を保存するたびに Creo Elements/Direct 「Model Manager」「保存」ダイアログボックスを表示します。この環境設定が選択されていない場合、保存の競合がないかぎり、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 では xml ファイルに設定されたデフォルト値を使用して自動的に項目が保存されます。
「子パーツが修正されたらアセンブリを修正 (修正版のみを保存)」: 「編集ファイルの保存」を使用した場合に、すべての新規および編集済みの項目と、構造内で「編集ファイルの保存」を選択したモデルより上位の親アセンブリが保存されます。そのため、モデルを新しいバージョンとして保存すると、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 では「3D 保存」の場合と同様に、すべての項目にまとめてバージョンが付けられます。この環境設定が選択されていない場合、「編集ファイルの保存」では新規または編集された項目のみが保存されます (デフォルト)。
構造一覧の設定
「子としてファイルを表示」: データベースでデータに添付されているファイルが構造一覧画面に表示されます。この中には、ワープロ文書やスプレッドシートなどのファイルが含まれます。デフォルトでは、これらのファイルは Creo Elements/Direct Modeling の構造一覧に表示されません。この環境設定の変更は、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 を再起動すると有効になります。
「子として図面を表示」: モデルに属している図面を表示できます。この環境設定の変更は、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 を再起動すると有効になります。詳細については、Creo Elements/Direct Model Manager Customization Guide の「<ShowDrawingAsHighestVersion>」を参照してください。
「部品中心の表示」: パーツ (部品情報) 項目の下にモデル、図面、文書ファイルが表示されます。この環境設定が選択されていない場合、モデル、図面、文書ファイルの複数のバージョンが個別の項目として表示されます。
「モデルおよび図面のアタッチメントフォルダを表示する」: 各モデルまたは図面およびアセンブリの「アタッチメント」フォルダが表示されます。
「モデル用の共有フォルダを表示する」: フォルダ内の共有パーツが表示されます。
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