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OASIS Exchange 表での属性の継承と最小化
次の表は、OASIS Exchange 表属性の Arbortext Editor における継承パスを示しています。
OASIS Exchange 表での属性の継承と最小化
属性
デフォルトの元のエレメント
行き先
行き先
行き先
行き先
行き先
システムデフォルトへ
rowsep
entry
row
spanspec
colspec
tgroup
tgroup parent
show below
colsep
entry
spanspec
colspec
tgroup
tgroup parent
show right
align
entry
spanspec
colspec
tgroup
show left
valign
entry
row
tbody/tfoot/thead
top for tbody;bottom for tfoot and thead
Arbortext Editor は、設定されたパスに従って、OASIS Exchange 表属性の値を決定します。可能な場合、<entry> レベルで明示的に設定された値ではなく、継承された値が保存されます。このプロセスにより、<entry> レベルで属性が変更される場合があります。
rowsep 属性と colsep 属性を最小化するには、table_model_operation 呼び出しを使用します。この動作は、<entry> レベルで設定された明示的値を使用する代わりに、<entry> の親から継承することにより、colsep 属性と rowsep 属性を表セルが取得する回数を最大化します。
rowsep 属性を最小化するために、Arbortext Editor は、<row> 内に存在するすべての <entry>rowsep 値を調べ、<row rowsep> の値を最も頻繁に出てくる値に設定します。次に、Arbortext Editor は行内の <entry> アイテムすべてを再度調べます。<entry>rowsep 値が <row rowsep> 値と一致する場合、Arbortext Editor は属性を削除します (デフォルトの <row rowsep> になります)。<entry>rowsep 値が <row rowsep> と一致しない場合、Arbortext Editor は属性を <entry rowsep> に追加します。ローカルで、次回 Arbortext Editor が表をロードするときに <row rowsep> 値をオーバーライドします。
* 
セルを連結する場合、<entry> はそのデフォルトの値を、最初の列および行から取得することを覚えておくことが重要です。たとえば、行を連結する場合、連結の最後の行は、連結の最初の行からその rowsep を継承します。また、列を連結する場合、連結の最後の列は、連結の最初の列からその colsep を継承します。これは、CALS 標準と OASIS Exchange 標準の両方に準拠します。
次に、Arbortext Editor<row rowsep><tgroup rowsep> 間に同じスキーマを適用して、<row> 属性の数を最小化します。
以下の表は、属性の最小化を決定する際に Arbortext Editor が従うパスを示しています。
属性
最小パス
rowsep
entry rowseprow rowseptgroup rowsep
colsep
entry colsepcolspec colseptgroup colsep
align
entry aligncolspec aligntgroup align
valign
entry valignrow valigntbody/thead/tfoot valign
* 
属性の最小化は、spanspec エレメントによって連結された entry エレメントの rowsepcolsepalign 属性に対しては行われません。