マーク区間パラメータエンティティの作成
この機能は、SGML 文書だけで有効です。マーク区間を使用して、選択的な処理を行うために文書を部分的にマークします。
1. 「完全メニュー」が表示されていない場合は、 > に移動します。「ウィンドウ」カテゴリを選択し、「完全メニュー」環境設定をオンにします。
2. > を選択します。「マーク区間パラメータ」ダイアログボックスが表示されます。
3. 「新規」ボタンをクリックして「新規マーク区間」ダイアログボックスを開きます。
4. 新しいマーク区間パラメータエンティティの名前を指定します。この名前が「マーク区間パラメータ」ダイアログボックスとマーク区間マークアップタグに表示されます。
5. ステータスを選択します。複数のステータスをオンにできます。
◦ INCLUDE - アイコンペアのコンテンツを含めて文書を処理します。
◦ IGNORE - アイコンペアのコンテンツを省略して文書を処理します。
◦ CDATA - 有効な SGML 文字が含まれるアイコンペアのコンテンツをテキスト (文字データ) として処理します。パーサーはこのコンテンツにはマークアップとしての処理を行いません。このステータスを持つマーク区間を使用して、文書内にそのまま表示する直接の SGML コードの例をマークします。
◦ RCDATA - 参照が表すテキストで参照を置換します。文字、テキスト、ファイルエンティティ参照などの置換可能な文字データがアイコンに含まれる場合に使用します。Arbortext Editor は、エンティティ参照をデータで置換することを除いて、CDATA と同様にデータを扱います。
◦ TEMP - アイコンペアのコンテンツを一時的にマークします。このステータスを使用して、あとで変更または修正する可能性のあるテキストをマークします。Arbortext EditorTEMP を INCLUDE と同じステータスとして扱います。
6. 「参照」 - その他のマーク区間パラメータのエンティティを含みます。基本的に、宣言されているエンティティおよび参照されているエンティティ内で指定されたテキストを含むマーク区間を作成します。marked1 および marked2 という名前のほかの 2 つのマーク区間パラメータエンティティへの参照は、「参照」ボックスに %marked1 %marked2 のように表示されます。参照されているマーク区間の「ステータス」値は、参照元のマーク区間の値と同様に、処理時に考慮されます。IGNOREステータスは、直接指定、参照を通じての指定にかかわらず最も優先されます。
7. 「OK」をクリックして、「新規マーク区間」ダイアログボックスを閉じます。
8. 「マーク区間パラメータ」ダイアログボックスの「適用」をクリックし、「修正」ダイアログボックスで行った変更を適用します。