参照整合性があるコンテンツ管理システムでは、オブジェクト間の関係がシステムで管理されます。これにより、ほかのオブジェクトによって参照されているオブジェクトをコンテンツ管理システムから削除できなくなります。

たとえば、Doc1 および Doc2 の 2 つの文書オブジェクトがあり、どちらの文書にも文書オブジェクト Copyright Statement が含まれると仮定します。Doc1 を編集して、その中にある Copyright Statement への参照を除去したとします。これで Copyright Statement オブジェクト自体が不要になったと考えて、オブジェクトを PTC サーバーから削除しようとするかもしれません。しかし、オブジェクトはまだほかの文書によって参照されているので、削除されると不都合が生じます。このような場合 PTC サーバー接続 では、参照を追跡し、別の文書オブジェクトで参照されているオブジェクトが削除されないようにします。

「ブラウザ」で「表示」 > 「親ドキュメント」を使用すると、選択したオブジェクトを参照している PTC サーバーのオブジェクトを特定できます。