リストの操作

必要なタグが文書型の .dcf ファイルで設定されている場合は、文書内で番号付きリストとビュレットリストを操作できます。一般的な編集機能に加え、Arbortext Editor では以下のリスト操作を行えます。

「アプリケーション」ツールバーには、ほかのタグをリストへ、またはリストをほかのタグへ変換するための以下のボタンがあります。

このボタンをクリックすると、カーソルを含むタグが、新しい番号リストのリストアイテムに変換されます。カーソルがすでに数値リストアイテム内にある場合は、リストが分割され、そのアイテムを含む段落が作成されます。複数の段落やブロックタグを選択し、それらすべてを 1 回の操作で数値リストアイテムに変換することもできます。この逆の操作も可能です。

このボタンをクリックすると、カーソルを含むタグが、新しいビュレットリストのリストアイテムに変換されます。カーソルがすでにビュレットリストアイテム内にある場合は、リストが分割され、そのアイテムを含む段落が作成されます。複数の段落やブロックタグを選択し、それらすべてを 1 回の操作でビュレットリストアイテムに変換することもできます。この逆の操作も可能です。

何らかの理由で、Arbortext Editor がリスト操作を実行できない場合は、それを知らせるメッセージがステータスバーに表示されます。

「アプリケーション」ツールバーには、リストアイテムのレベルを上げたり、下げたりするための以下のボタンも備わっています。

このボタンを使用できるのは、ネストされたリストアイテム全体を選択した場合、または、別のリストアイテム内にネストされているリストアイテムの最初の段落やブロックタグを選択した場合です。このボタンをクリックすると、リスト内で、選択したリストアイテムのレベルが 1 つ上がります。

このボタンを使用できるのは、リスト内の先頭アイテム以外のリストアイテム内にカーソルがある場合、またはこれに該当するリストアイテムを選択した場合です。このボタンをクリックすると、リスト内で、選択したリストアイテムのレベルが 1 つ下がります。この場合、選択したリストアイテムの直前のアイテムに属する新しいリストが作成され、そのリストに、選択したアイテムが追加されます。

複数のリストアイテムを選択して、それらすべてを 1 回の操作で昇格したり、降格したりできます。

リスト、リストアイテム、およびリストアイテム内のコンテンツを結合するには、BACKSPACE キーと DELETE キーを使用します。BACKSPACE キーを使用してリストコンテンツを結合する場合は、直前のタグと結合しようとしているタグの先頭にカーソルを置きます。DELETE キーを使用してリストコンテンツを結合する場合は、後続のタグと結合しようとしているタグの末尾にカーソルを置きます。いずれの場合も、これらのキーを押すと、カーソルを含むタグのコンテンツが先行タグまたは後続タグに結合されます。

たとえば、リストアイテムの先頭にカーソルを置いて BACKSPACE キーを押すと、選択したリストアイテムのコンテンツが、その前のリストアイテム内に移動します。文書内で、スタイルの異なる複数のリストが使用されている場合も、同様の方法で隣接するリストを結合できます。

リスト内にカーソルを置いて Enter キーを押すと、「クイックタグ」メニューが開きます。このメニューの一番上には、リストを修正するためのオプションが表示されます。実行できる一般的な操作は以下のとおりです。

リスト内で、リストアイテムの内側以外にカーソルを置いた場合、クイックタグを使用して、リストを 2 つのリストに分割できます。この場合、カーソル位置より後のリストアイテムが新しいリストに追加されます。