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編集の概要
編集の概念は、まだ慣れていない方にも簡単に理解できます。
基本概念はただ 1 つ、選択してハイライト表示することです。マウスまたはキーボードを使用して、テキストやタグの領域を選択し、それを操作対象としてマークします。選択された領域は、テキストが反転し、ハイライト表示されます (背景と文字色が通常と逆になります)。
テキストの大文字小文字の変更、切り取り、コピー、貼り付け、削除など、編集操作は選択領域のみに反映されます。
Arbortext Editor では、文書コンポーネントの切り取りと貼り付けなど、一部の編集機能は SGML 文書構造だけに適用されます。Arbortext Editor は、特定の場所でテキストまたはタグを切り取ったり挿入したりできるかどうかを制御することによって、SGML 文書構造を強制します。たとえば、リストを切り取るには、リストテキストとテキストを囲むリストタグの両方をハイライト表示する必要があります。切り取ったリストは、リストを置ける位置にのみ貼り付けることができます。SGML文書には、コンポーネントの移動、削除、挿入を禁止する構造規則がある場合があります。これは、リストを構造単位ではなく、通常どこにでも貼り付け可能な書式化されたテキストとして扱うワープロソフトとは異なる点です。
構造化文書の編集例を以下に示します。
コンポーネント構造ごと、すなわちエレメントタグを含めたテキストを選択します。
特定のエレメントとそのコンテンツを表示または非表示にします。
キーボードにはない記号、たとえば ♠ (スペード) や、事前定義した文字列 (会社名など) などを、エンティティコンポーネントとして挿入します。
書式を処理するために特殊化したコンポーネントを挿入し、電子ブックマーク、ハイパーリンク、および含まれるまたは無視されるマーク区間など、文書の一部をリンクします。