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複雑なプロファイル
プロファイルは、プロファイルしたエレメントの子によって継承されます。たとえば、プロファイルを章全体に適用すると、その章内部のすべてのエレメントが同じプロファイル値を継承します。より制限的なプロファイルを個々の子エレメントに適用することができます。
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プロファイルを適用する場合は、特定のエレメントとそのコンテンツを選択します。エレメント内部のコンテンツ領域を選択すると、そのコンテンツ領域が含まれる親エレメントにプロファイルが適用されます。プロファイルを適用するコンテンツ領域を選択すると、親エレメント内部のエレメントに適用されていたその他のプロファイルは除去されます。
この例では、プロファイルクラス Operating System および Security には以下のプロファイル値があります。
以下のとおりプロファイルされた 2 つの並列な段落をそれぞれに含む 2 つの章が文書に含まれていると仮定します。
セクション
コンテンツ
適用されるプロファイル
1
適用なし
Windows 2000 および Windows XP ユーザーに適用できる情報
Windows 2000Windows XP
1.1
Windows 2000 および Windows XP ユーザーに適用できる情報
なし
1.2
Windows 2000 ユーザーのみに適用できる情報
2000
2
適用なし
すべての UNIX ユーザーに適用できる情報
UNIX
2.1
UNIX を使用するすべての Customer に適用できる情報
Customer
2.2
UNIX を使用するすべての Employee に適用できる情報
Employee
表の適用されるプロファイルの以下の点に注意してください。
章全体のプロファイルに一致するので、セクション 1.1 はプロファイルされません。
一部のエレメントは、所定のプロファイルクラス内の 2 つ以上のプロファイルに適用することがあります。この例では、1 章は、Operating System プロファイルクラス内の Windows 2000Windows XP プロファイルの両方に適用されます。適用するすべてのプロファイルを必ず含むようにしてください。
プロファイルクラス内の複数のプロファイルを選択すると、いずれの値も有効になります。他のプロファイルクラスの設定に応じて、発行プロファイルに Windows 2000 または Windows XP プロファイルのいずれか (または両方) が含まれている場合は、1 章が表示されます。
セクション 1.2 は Windows 2000 に限定されているので、Windows 2000 プロファイルのみが適用されます。親エレメント (1 章) には UNIX プロファイルが含まれないので、UNIX プロファイルの適用は不可能です。
セクション 2.1 および 2.2 は、Operating System プロファイルクラス内部でのプロファイルをこれ以上制限しませんが、これらのセクションは他のプロファイルクラスのプロファイルを適用しています。これは、完全に正当なことです。