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部品リストの製品表現の作成
部品リストエディタ を使用して、次の部品リストの製品表現を作成できます。
部品リスト構造 - 部品リストで使用される最終テクニカルイラストレーションを作成するためにテクニカルイラストレータに提供される、部品リストの PVZ 製品表現。
PVZ (zip) ファイルには、イラストレータが使用するファイルが含まれています。詳細については、部品リストのパブリッシングを参照してください。
パブリッシングされた部品リスト - 部品リストとそれに関連付けられているイラストレーションの製品表現 (通常は PDF または HTML)。この製品表現は、レビュー用に部品リストを回覧するときに使用できます。
部品リストの製品表現を作成するには、次の手順に従います。
1. 部品リストエディタ で、パブリッシングする部品リストの最上位ノードを選択し、ショートカットメニュー、または部品情報ページの「構造」タブツールバーにある「パブリッシング」操作セットから、「製品表現」操作を選択します。「製品表現をパブリッシング」ウィンドウが表示されます。
2. パブリッシングジョブについて次の詳細情報を入力します。
「名前」- 「名前」属性の値を形成する、製品表現の名前
「説明」- 「説明」属性の値を形成する製品表現の、テキストによる説明
「タイプ」- 作成される製品表現のタイプとして、「部品リストの構造」または「パブリッシングされた部品リスト」を選択
「デフォルトとして設定」(「タイプ」フィールドで「部品リストの構造」を選択する場合)- これを「詳細」タブで表示されるデフォルトの製品表現にする場合は、このオプションをチェックします。
3. 終了したら、「パブリッシングジョブをサブミット」をクリックします。ジョブがサブミットされ、完了したことを示す確認メッセージが表示されます。
WVS ジョブモニターを使用して、ジョブの進捗状況を監視できます。WVS ジョブモニターにアクセスするには、確認メッセージ内の「WVS ジョブモニター」へのリンクをクリックします。
部品情報ページの「製品表現」タブに新規製品表現がリストされます。
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特殊文字を含む言語 (特に CJK セット内の言語) でパブリッシングする場合、お使いの環境でそれらの言語をサポートするために必要なフォントが提供されている必要があります。
必要なフォントを使用するようスタイルシートを設定します。
お使いの Servigistics Arbortext Publishing Engine サーバーに Arial Unicode MS フォントをインストールします。
必要なフォントが見つからない場合、APP プリントエンジンではこのフォントがフォールバックとして使用されます。
部品リストのフィルタ
製品表現に含めるオブジェクトを指定するフィルタを定義できます。サービスエフェクティビティと基本/高度な定義式 (ATO) に基づいて、適用性が設定されている部品リスト内のアイテムの表示をフィルタできます。詳細については部品の表示のフィルタを参照してください。
部品リストの複数の製品表現/イラストレーションの管理
さまざまなナビゲーション基準 (オプション/選択肢とサービスエフェクティビティによるフィルタ) に基づいて、部品リストの複数の製品表現/イラストレーションを生成して保管できます。
Windchill Workgroup Manager (WGM) で部品リストのイラストレーションを作成する際に、新規イラストレーションのソースとして部品リスト製品表現を選択できます。生成されたグラフィックダイナミックドキュメント (GDD) には、GDD_<部品リスト名>_<部品リスト番号>_<イラストレーション名>_<GDD 番号> というフォーマットで一意の名前が付きます。これは部品リストの選択した製品表現で設定されているナビゲーション基準に基づきます。GDD とイラストレーションファイルをイラストレータに渡して、部品リストのイラストレーションに変換することができます。
続けてイラストレーションをパブリッシングすると、最新のイラストレーションが関連付けられた、一意に識別された新規の GDD が同じ番号フォーマットで生成されます。イラストレーションのソースとして、別のナビゲーション基準を含む部品リスト製品表現を選択できます。新規の GDD をイラストレータに送信して、部品リストのイラストレーションを更新することができます。イラストレータはイラストレーションに合わせて SBOM を更新することで、これを最新の GDD と同期化できます。
後から部品リストの名前が変更された場合、その部品リストに関連付けられている最新の GDD の名前も変わります。新しい名前のフォーマットは <新規部品リスト名>_<新規部品リスト番号>_<イラストレーション名>_<GDD 番号> です。
1. オプション/選択肢とサービスエフェクティビティセットのフィルタを使用して、部品リストの製品表現をパブリッシングします。
任意の操作 (部品リストのチェックインなど) で製品表現を自動的に生成するようにパブリッシング規則を設定できます。パブリッシング規則の詳細については、サービスパブリッシング規則を参照してください。
2. 必要に応じて、Windchill Workgroup Manager を起動します。
3. 「新規」 > 「イラストレーション」操作を使用して、部品リストのイラストレーションを作成します。
「新規イラストレーション」ダイアログボックスの「入力ソース」フィールドで、「部品リスト製品表現」を選択します。
「入力ソースを選択」ウィンドウで、必要な部品リスト製品表現を選択します。
4. 新規作成されたイラストレーションファイルをチェックインします。
5. 新しい GDD は部品リストの「関連オブジェクト」タブの「パブリッシングされたコンテンツドキュメント」テーブルにリストされています。新しいイラストレーションファイルは「ダイナミックドキュメント」テーブルに表示されています。
6. 続けてイラストレーションを作成する場合、新しい部品リスト製品表現を作成するか、別の既存の部品リスト製品表現を選択して必要なナビゲーション基準を取り込むことができます。生成された GDD とイラストレーションファイルにはこれらのフィルタが反映されます。
Windchill Workgroup Manager の詳細については、Windchill Workgroup Manager の概要を参照してください。