監査アクティビティの判定基準
ThingWorx 判定基準レポートサービス (TMRS) により、このサービスにオプトインしたユーザーは、使用状況判定基準を PTC と共有できます。TMRS はプラットフォームサブシステムの一部です。
このサービスの設定については、ThingWorx ヘルプセンターで プラットフォームサブシステムのトピックを参照してください。
ThingWorx 用に収集される判定基準については、 www.ptc.com/policies Web サイトにアクセスし、「PTC ThingWorx データ収集」をクリックしてポリシードキュメント (.doc フォーマット) をダウンロードしてください。収集される判定基準のリストがこのドキュメントの末尾 (このポリシーのすべての翻訳の後ろ) に表示されます。
処理中にサブシステムの値を確認するには、Composer で、「監視」アイコン () をクリックして、「ステータス」 > 「サブシステム」の順にクリックします。デフォルトでは、判定基準の値は 24 時間ごとに自動的に再表示されます。24 時間経過する前に ThingWorx プラットフォームが再起動した場合、一部のデータが失われることがあります。次にレポートの例を示します。
以下の表では、監査サブシステムの判定基準について説明します。
監査サブシステムの判定基準
判定基準
名前
説明
監査アーカイブリポジトリ用の空きディスク領域 (MB)
AuditArchiveFreeDiskSpace
監査メッセージのアーカイブに現在使用可能なディスク領域の量。MB 単位で表示され、小数点以下 2 桁に丸められます。この判定基準は、リポジトリ内にアーカイブされているデータをクリーンアップする必要があるかどうかの指標として有効です。
監査アーカイブファイルリポジトリの領域使用量 (MB)
AuditArchiveDiskSpaceUsed
アーカイブされている監査メッセージによって現在使用されているディスク領域の量。MB 単位で表示され、小数点以下 2 桁に丸められます。この判定基準は、リポジトリをクリーンアップする必要があるかどうかの指標として有効です。
監査アーカイブサービスの最終実行時間 (ミリ秒)
AuditArchiveExecutionTime
直近のアーカイブ操作が完了するまでにかかったミリ秒数。
監査データがオンラインデータベース内で維持される日数
AuditOnlineRetentionTime
監査データをオンラインデータベースに残す日数。この日数が経過するとデータはパージされます。たとえば、この判定基準の値が 30 の場合、Scheduler は毎日実行し、データをオフラインストレージにアーカイブした後、30 日を経過したすべてのオンライン監査メッセージをパージします。
監査アーカイブファイルリポジトリ内のファイル数
AuditArchiveFilesCount
リポジトリ内にアーカイブされている監査データファイルの数。
各アーカイブファイルに含まれている監査メッセージの数
AuditArchiveChunkSize
各アーカイブファイルに含まれている監査メッセージの数。
オンライン監査の総数
OnlineAudits
現在オンラインで保存されている (まだアーカイブされていない) エントリの数。この判定基準に基づいて、監査メッセージをオフラインにアーカイブする頻度を設定し直すことができます。
1 日あたりの監査の数
AuditCountPerDay
1 日で追加された監査エントリの総数。判定基準がレポートされた後、カウントがゼロにリセットされます。