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監査サブシステムのコンフィギュレーション
有効になっている場合、ThingWorx Composer から監査サブシステムのオペレーティングパラメータの値を確認し、必要に応じて変更できます。
1. 「AuditSubsystem」のページに移動した後、「コンフィギュレーション」をクリックします。
次世代バージョンの ThingWorx Composer での「AuditSubsystem」「コンフィギュレーション」ページは以下のようになります。
図 1. 次世代 Composer での監査サブシステムのコンフィギュレーション
2. デフォルトの設定を確認し、必要に応じて、以下の表に掲載されている情報を参考にして変更します。
3. 「保存」をクリックします。
4. まだサブシステムを起動していない場合、「開始」をクリックしてサブシステムを起動します。すでにサブシステムを起動している場合、「再起動」をクリックして、サブシステムを停止してから変更後のコンフィギュレーションでサブシステムを起動します。
監査サブシステムのコンフィギュレーションパラメータ
パラメータ
説明
デフォルト値
有効な値
監査永続化プロバイダ
監査データの書き込みに使用される永続化プロバイダ。デフォルトでは、ThingWorx のデータベースインスタンスが設定されています。監査サブシステムが適切に動作するためには、ThingWorx 永続化プロバイダは PostgreSQL データベースでなければなりません。
お使いの ThingWorx 永続化プロバイダが PostgreSQL データベースでないか、PostgreSQL であっても非常に大量の監査メッセージが予想される場合、監査サブシステムで使用するための新しい PostgreSQL データベースインスタンスを作成します。その後、監査サブシステムの永続化プロバイダとして新しい PostgreSQL データベースを指定します。
ThingWorx 永続化プロバイダ (PostgreSQL) を使用していて、後から監査サブシステム用の別個の PostgreSQL に切り替えた場合、新たに選択した永続化プロバイダとの間で監査データのエクスポートとインポートを行う必要があります。エクスポートとインポートを行わなかった場合、最初の永続化プロバイダからの履歴は新しい永続化プロバイダに含まれません。その代わりに、書き込みは切り替え時刻から開始します。
ThingworxPersistenceProvider
監査サブシステム用に別個の PostgreSQL データベースインスタンス (永続化プロバイダ) を作成した場合、この設定ではその永続化プロバイダの名前を使用します。
アーカイブ監査チャンクサイズ
チャンクファイルにアーカイブされる行数。この行数を超えると新しいチャンクファイルが作成されます。
そのうちに、ボリューム、監査メッセージのサイズ、アーカイブプロセスのパフォーマンスに応じて、サイズを調整する必要が生じることがあります。
50000
ここでは 10000 行以上の任意の値を設定できます。
オンライン監査データの最大エントリ数 (maxEntriesOnlineAuditData)
監査テーブルに格納可能な最大行数。
500000 行。
正の数値 (整数) のみ。負の値は指定できません。
QueryAudit History maxItems パラメータに設定可能な最大値
クエリーの maxItems パラメータに設定可能な最大行数。
5000
この値は 500 以上でなければなりません (INTEGER)。
オンライン監査データを維持する日数。
監査メッセージをオンラインで保持する日数。この値に基づいて、サブシステムのアーカイブ操作は、監査サブシステムのオフラインリポジトリに移動すべきメッセージを特定します。この日数よりも古いデータは、オフラインストレージにコピーされた後でオンラインストレージから除去されます。
60 日。
INTEGER 値のみ
* 
サブシステムが動作している間にその値を確認するには、「監視」 > 「サブシステム」に移動します。