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ソリッド要素
ソリッド要素とは、次のような3次元要素を指します。
ボリュームを分割するのに使用する
断面と厚さが可変である
ソリッドには三角形フェース、四角形フェース、またはその両方が含まれます。ソリッド要素には次の3つのタイプがあります。
「六面体」(Brick) - 対面する 2 つの四角形フェース、およびその 2 つのフェースの間にある対面する 4 つのフェースから構成される要素。六面体は、同じような形状の2つのフェースが対面するボリュームが含まれるモデルに便利です。ボリュームがカーブであるか平面であるかは関係ありません。六面体を四面体に結合するには、AutoGEM でリンクを作成して、2つの四面体の三角形フェースと1つの四角形六面体フェースをつなげる必要があります。
「五面体」(Wedge) - 対面する 2 つの三角形フェース、およびその 2 つのフェースの間にある対面する 3 つの四角形フェースから構成される要素。五面体は、同じような形状の2つのフェースが対面するボリュームが含まれるモデルに便利です。ボリュームがカーブであるか平面であるかは関係ありません。AutoGEM ではリンクを作成せずに五面体を四面体と六面体に結合できるので、五面体は六面体に比べて柔軟性があります。
「四面体」(Tetrahedron) - 1 つの三角形フェースおよび 1 つの対向点から構成される要素。要素には、三角形フェースと対応ポイント間に3つの三角形フェースがあります。四面体はもっとも多く使用されているソリッド要素タイプです。四面体は、通常のジオメトリを持つモデルに対して高い信頼性を持ちますが、不規則な形状やフィーチャーを持つモデルに対しても有効です。