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ステータスをチェックと更新のサーチ順について
変換イメージモデル (TIM) または Associative Topology Bus (ATB) 使用のフィーチャーのステータスをチェックする際は、以下の点に注意してください。
Creo Parametric では、TIM または ATB 使用のフィーチャーに保存されている絶対パスで参照モデルが最初にサーチされます。
参照モデルの場所を変更し、TIM または ATB 使用のフィーチャーに保存されている絶対パスにその参照モデルが見つからない場合は、Creo Parametric はワーキングディレクトリでモデルをサーチします。
 
*注記 CADDS 5 参照モデルの場合、Creo Parametric は TIM またはワーキングディレクトリに保存されている絶対パスではサーチしません。
参照モデルがワーキングディレクトリで見つからない場合、Creo Parametric はコンフィギュレーションオプションatb_search_pathの最初のインスタンスとして指定された値のパスをサーチします。
その後、コンフィギュレーションオプションatb_search_pathのインスタンス値として指定されている後続のパスを順番にサーチします。サーチ順のスキップはありません。
Creo Parametric では、有効なパスに参照モデルが見つかると、以下のようにフォーマットごとの基準に従って、参照モデルの変更の有無がチェックされます。
CADDS 5 および NX モデルは、内部に保存されている改訂番号に基づいてチェックされます。
ICEM と CDRS フォーマットは、ファイル生成日に相当するファイル内部のファイル日付を使用します。
CATIA V4 および V5 R6 モデルは、システムのファイル日付でチェックします。CATIA V4 と V5 R6 モデルは、システムファイル日付が変更されると、CATIA V4 または V5 ファイルが変更されていなくても「未更新」となります。
 
*注記 システムファイル日付は、CATIA V4 または V5 ファイルをコピーしただけでも変更されます。
参照ファイルがインポートされた最終更新バージョンよりも古い TIM 構成部品と ATB 使用のフィーチャーは、「リンク切れ」と識別されます。
状況に応じて警告メッセージが表示されるので、「リンクを変更」(Change Link) ATB コマンドを使用して、古いバージョンのファイルを選択し、TIM または ATB 使用のインポートフィーチャーを更新します。
TIM 構成部品または ATB 使用のフィーチャーを更新すると、参照モデルへのフルパスが、TIM 構成部品または ATB 使用のフィーチャーに保存されます。次回、TIM 構成部品または ATB 使用のフィーチャーのステータスをチェックすると、このパスが最初にサーチされます。
定義されたすべてのサーチパスが指定順にサーチされ、最初に見つかった有効な参照ファイルが、「ステータスをチェック」(Check Status)「更新」(Update) 機能で使用されます。複数のサーチパス上に複数のバージョンの参照ファイルが存在する場合でも、すべてのサーチパスをサーチして、参照モデルファイルの最新バージョンを見つけるということはありません。最新バージョンの参照モデルは、必ず最初にサーチされる場所に置いてください。