データム宣言について
自動アセンブリを実行するには、ノートブックに作成されたグローバルデータムをアセンブリの各部品で宣言します。データムを宣言する前に、所定のノートブックにアセンブリと部品を宣言する必要があります。
データム平面の方向が矢印で示されます。データム平面 (またはデータム平面のパターンのすべてのメンバー) の方向を変更するには、「方向」(Direction) メニューの「反転」(Flip) を選択します。
データム平面を宣言するときには、以下の規則が適用されます。
• 軸およびデータム平面は、部品モードでのみ宣言できます。
• 参照軸またはデータム平面を宣言で使用した場合、対応する部品エンティティを削除してノートブックを宣言解除しないかぎり、これらをノートブックから削除することはできません。
データムを明示的に宣言するには、部品またはアセンブリのデータムを選択し、そのグローバル参照名を入力します。グローバル名の付いたデータムが表示されます。明示的宣言は簡便で表示も効果的ですが、以下の 2 つの制約があります。以下は実行できません。
• 同一モデルに同一の明示的宣言で 2 つのデータムを設定する (同一名で 2 つのデータムを設定する)。
• 1 つのデータムに 2 つの異なる明示的宣言を設定する (1 つのデータムに 2 つの名前を設定する)。
1 つのテーブル宣言によって 1 つの構成部品内の複数のデータムを宣言して、配置定義を作成する (1 枚のプレートの複数の穴に 1 本のボルトを自動的にアセンブリするなど)。