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テーブルによるデータムの宣言について
テーブル宣言は編成と計画の手間がかかりますが、より高度なアセンブリを処理できます。テーブル宣言を使用する場合、構成部品の各データム名は変わりません。データム名はテーブルの定義に基づいてグローバル名に関連付けられます。「ファイル」(File) > 「ファイルを管理」(Manage File) > 「宣言」(Declare) > 「テーブル」(Table) の順に選択して、ノートブックからローカルデータムに 1 つ以上のグローバルデータムを宣言します。異なるアセンブリで参照する 1 つのモデルには、複数のテーブルを設定できます。これらはデータム名を参照するので、複数の明示的宣言はできません。
テーブル宣言を使用して以下を宣言できます。
各穴に対する共通宣言を含むテーブルを作成して、(たとえば、ボルトを自動的に多数の穴にアセンブリする場合) 同一グローバル名で異なるデータムを宣言する。
2 つの異なる名前を持つデータムを、それぞれ宣言する (たとえば、1 つの参照名を持つデータムを使用して複数の部品を 1 つのサブアセンブリに組み込み、次に異なる参照名を持つ同一データムを使用して、このサブアセンブリをメインアセンブリに組み込む)。
テーブルの各行は、1 つのアセンブリインスタンスに対応しています。各行には、そのインスタンスの自動アセンブリに使用されるすべての宣言が含まれている必要があります。テーブルの各行では、次のフォーマットを使用します。
local dtm ref #1 = global dtm ref # 1, local dtm ref #2 = global dtm ref # 2, ...
 
*注記 ローカルデータム参照の先頭に負の符号 (-) を付けると、この平面は反転状態でアセンブリされます。グローバルとモデルのデータムの参照は、いずれもテーブルの複数の行に表示できます。すべての参照のグローバル名は一意でなければなりません。データム軸とデータム平面を同じ名前で宣言することはできません。