◦ インデックシングを有効にしてサーチを実行する場合は、キーワードサーチは次のいずれかの理由で期待どおりに実行されない場合があります。

▪ 新規のオブジェクト - オブジェクトは、管理者によって決められたスケジュールに基づいて Windchill インデックスに追加されます。オブジェクトが非常に新しい場合は、まだ完全にインデックシングされていない場合があります。

▪ インデックシング規則 - サイト管理者は Windchill サーチインデックスに追加するオブジェクトおよび情報を決定する規則を設定できます。

▪ ファイルタイプ - コンテンツファイル内の情報を対象にキーワードサーチを実行する場合は、インデックシングがそのファイルタイプに対して有効化されていることを確認します。管理者に確認するか、あるいはコンテンツインデックシングでサポートされるファイルタイプを参照してください。デフォルトでは、CAD ドキュメントノートコンテンツはインデックシングされません。詳細については、Windchill インデックスサーチの CAD データの追加を参照してください。

▪ システムエラー - まれに、インデックシングキューがサーチインデックスに追加するデータの処理に失敗したり、あるいはインデックシングエンジンが使用不可になったり、機能しなくなったりする場合があります。

◦ インデックシングを有効にしてサーチを実行する場合、サーチ結果の優先度は、名前、番号、作成者、および Windchill オブジェクトの最新のタイムスタンプによって決まります。関連するサーチ結果について理解できるよう、次に例を示します。

▪ ドキュメントの名前が Doc001 であり、同じ文字が別のドキュメントへの番号として割り当てられている場合、両方の属性には同じレベルの優先度が与えられます。

▪ ログインに基づき、サーチ結果の「フォルダコンテンツ」テーブルに Windchill オブジェクトのリストが表示されます。製品作成者が Doc001 という名前のドキュメントを作成し、製品メンバーが Doc002 という名前のドキュメントを作成したとします。製品作成者がサーチを実行すると、サーチ結果の最上部には Doc001 が表示されます。製品メンバーが同じサーチを実行すると、サーチ結果には、最初に Doc002 が、その次に Doc001 が表示されます。

▪ ドキュメントが修正された場合、サーチ結果には、最新の修正があるドキュメントが最上部にリストされます。この動作は最後に修正されたドキュメントにのみ有効であり、新しく作成されたドキュメントには当てはまりません。この動作を有効にするには、wt.properties ファイルで次のプロパティを true に設定します。