注記
注記を使用して、部品に情報を追加し、設計部門から生産部門へ簡単に伝達できます。Windchill ドキュメントと異なり、注記は Windchill で直接作成されます。外部のオーサリングアプリケーション (Microsoft Word や Excel など) で作成されるのではありません。
注記では、次の機能を利用できます。
注記には添付資料を付加できます。注記テキストは 500 文字まで入力できます。
単一の注記を複数の部品に関連付けたり、単一の部品に複数の注記を追加したりすることができます。
注記は個別に作成するか、定義済みのテンプレートを使用して作成することができます。
注記は反復的で、ライフサイクルフェーズに沿って更新を管理できます。
注記は変更プロセスにも使用でき、注記情報ページで変更管理オブジェクトを作成することができます。
注記はスタンドアロンにすることも、部品または部品構造に追加することもできます。
注記の機能は、注記を作成した場所と方法によって異なる場合があります。注記は次の場所で作成できます。
「フォルダコンテンツ」テーブルで作成された直後の注記は、特定の部品や部品構造には関連付けられていません。その注記を一般情報として保管しておき、後で 特定の部品に追加することができます。
「注記」テーブルで作成または追加された注記には、次の 2 つのタイプの関連付けを行うことができます。
部品に関連付けられる注記
注記を部品に直接関連付けるには、部品の情報ページで注記を作成または追加します。注記は、構成部品または下位構成部品を持つアセンブリ部品に直接関連付けることができます。注記は、その部品の特定の作業版数に関連付けられます。この作業版数はチェックアウトする必要があります。
部品構造の親子関係に関連付けられる注記
部品のアセンブリに関する注記は、子部品と親部品の間の親子関係に関連付けられます。この処理はアセンブリ部品の情報ページで行います。直接の子 (または、より複雑な構造の場合は、シングルレベル部分) のみに可能です。アセンブリ部品はチェックアウトする必要がありますが、子部品はチェックアウトする必要はありません。
部品の親子関係に追加された注記はアセンブリ内の部品の使用に適用されるので、子部品の情報ページの「注記」テーブルには表示されません。
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部品情報ページの「構造」タブに「注記ステータス」列を含むテーブルビューを作成します。「注記ステータス」アイコン は、部品または親子関係に注記が存在することを示します。テーブルビューの作成の詳細については、表示操作セット - 部品「ビュー」操作に関する説明を参照してください。
「注記を持つシングルレベル部品表」レポートを生成することにより、アセンブリまたは部品構造に関連付けられている注記を表示することもできます。詳細については、BOM の注記の表示を参照してください。
注記と部品の関連付けは、部品の新しい作業版数、リビジョン、およびバージョンに自動的に受け継がれます。注記を修正すると、「注記」テーブルが自動的に更新され、最新の作業版数がテーブルに追加されます。注記のリビジョンを作成して新規リビジョンを作成した場合、これまでの関連付けは自動的には維持されません。
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