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故障の影響、故障モード、および損傷ハザード
故障の影響、故障モード、および損傷ハザードのリストを作成して、システム内のさまざまな部品に関連付けることができます。この関連付けによって、特定のタイプの故障による影響や、特定の影響の一因となる部品を把握できます。
故障の影響は部品が故障した後で発生します。たとえば、コンピュータモニターの部品の 1 つにコンデンサがあります。コンデンサが故障してオープンした場合、モニターの表示が波打つという影響が生じます。コンデンサが故障してショートした場合、モニターに何も表示されなくなります。故障の影響は、故障モードと呼ばれる故障のタイプによって異なります。
故障モードは、部品がどのように故障するかを示します。たとえば、コンピュータモニターの部品の 1 つにコンデンサがあります。コンデンサは故障してオープンしたりショートしたりすることあり、これが故障モードです。故障モードは部品がどのように故障するかに影響し、これらを故障の影響と呼びます。
ハザードは危害の潜在的な原因であり、エネルギーハザード、化学的ハザード、生物学的ハザード、運用ハザード、情報ハザードなどがあります。危害が発生するのは、人々が怪我をしたり、健康が損なわれたり、財産の損失や環境被害が生じたりする場合です。
詳細については、故障モードの概要故障の影響の概要、および損傷ハザードの概要を参照してください。
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最良事例として、さまざまなクラスの故障オブジェクトに対応する多数のオブジェクトを作成するのではなく、タイプを使用して故障の影響と故障モードを作成することをお勧めします。
これらのオブジェクトを品質コンテキストで表示するには、「故障モード、影響と損傷ハザードを許可」プリファレンスを「はい」に設定します。
スプレッドシートからのインポート
故障の影響、故障モード、損傷ハザードの情報をスプレッドシートからインポートできます。
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インポート時に整数以外の値は整数値に丸められます。
故障モード、故障の影響、損傷ハザードオブジェクトが作成される品質コンテナを決定するには、「FMEA 「スプレッドシートからインポート」の品質コンテナ」プリファレンスを使用します。「値」フィールドに、品質コンテナの名前を追加します。
部品の情報ページで、インポートしたスプレッドシートを保持する FMEA テーブルを表示するには、新しいタブをクリックします。「カスタマイズ」 > 「一般」 > 「FMEA」の順にクリックします。
情報をインポートするには、次の手順を実行します。
1. 「インポートジョブを初期化」アイコン をクリックします。「スプレッドシートからインポート」ウィンドウが表示されます。
2. ファイルをブラウズします。
3. 「インポート操作」リストで、「追加および更新」または「追加のみ」を選択します。その他のオプションはサポートされていません。
4. 「スプレッドシートを検証」をクリックします。
検証が成功した場合、「検証に成功しました」というメッセージが表示されます。
「エラーおよび警告」テーブルにエラーが表示される場合は、次の操作を行います。
1. 「エラーおよび警告」テーブルのメッセージを確認します。
2. 必要に応じて、スプレッドシートを更新します。
3. スプレッドシートを保存します。
4. スプレッドシートをブラウズして、「スプレッドシートを検証」をクリックします。
5. 「完了」をクリックします。
詳細な手順については、Excel からのデータのインポート方法を参照してください。