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レポートアイテムの追加と編集
「選択または制約」タブと「基準」タブでは、レポートアイテムの「追加」および「編集」ウィンドウに次のプロパティが表示されます。表示されるプロパティは、レポートアイテムによって異なります。これらのプロパティ設定により、「レポートビルダー」に表示されるアイテムの初期状態と、その動作が決まります。
プロパティ
レポートアイテム
説明
テーブルエイリアス
オブジェクト
(読み取り専用) レポートアイテムを選択したテーブルのエイリアス (「テーブルおよび結合」タブで指定されます)。その後ろに、テーブルの内部タイプ名が括弧に囲んで表示されます。例: Report Template [wt.query.template.ReportTemplate]このプロパティは読み取り専用です。
プロパティ名
オブジェクト
(読み取り専用) レポートアイテムのプロパティ名。その後ろに、レポートアイテムの内部名が括弧で囲んで表示されます。以下に例を示します。Name [name]
データタイプ
キーワード
データベース関数
(読み取り専用) レポートアイテムのデータタイプ。レポートアイテムのデータタイプにより、アイテムに設定できるプロパティが決まります。
レポートアイテムがキーワードの場合、「データタイプ」はキーワードが「行番号」の場合にのみ表示されます。
レポートアイテムがデータベース関数の場合は、選択した「関数」に基づいて、表示されるデータタイプが更新されます。
データタイプ
定数
パラメータ
定数のデータタイプをドロップダウンリストから選択します。
文字列 (java.lang.String)
日付 (java.sql.Timestamp)
数値 (java.math.BigDecimal)
ブール (java.lang.Boolean)
ドロップダウンリストの上に表示されるデータタイプは、選択した値に対応します。
表示名
オブジェクト
キーワード
定数
パラメータ
データベース関数
Java メソッド
パラメータ
アイテムの表示名。この値は編集可能で、「レポートビルダー」の基準枠にアイテムのラベルとして表示されます。また、アイテムがレポート結果に含まれている場合は、レポートの結果テーブルに列見出しとして表示されます。
「表示名」は、「追加」および「編集」ウィンドウを「選択または制約」タブから呼び出した場合、または「基準」タブで「選択または制約するパラメータ値を追加」操作から呼び出した場合にのみ表示されます。
演算子
キーワード
データベース関数
レポートアイテムの演算子を選択します。使用可能な演算子は、レポートアイテムのデータタイプに基づいて決まります。使用可能な演算子のリストについては、演算子 (選択または制約)を参照してください。ここで選択した演算子は、「レポートビルダー」にレポートアイテムのデフォルトの演算子として表示されます。
レポートアイテムがキーワードの場合、このプロパティは選択したキーワードが「行番号」の場合にのみ表示されます。レポートテンプレートビューの属性であるレポート可能アイテムでは、このプロパティは属性が派生属性でない場合にのみ表示されます。
キーワード
定数
パラメータ
データベース関数
(文字列、数値、列挙、またはブールデータタイプ) レポートアイテムの値を定義します。「値」プロパティの入力ボックスは、レポートアイテムのデータタイプと、このプロパティで選択したオプションによって決まります。
「デフォルト値」 - 指定した値が、「レポートビルダー」で自動的にレポートアイテムに入力されます。レポートを実行するときに、ユーザーは値を編集できます。
「定数値」 - 指定した値は定数値となります。レポートの実行時に、ユーザーは値を編集できません。
「マクロを使用」 - このチェックボックスをオンにすると、値の入力フィールドがドロップダウンリストになります。使用するマクロをリストから選択します。このチェックボックスは、レポートアイテムのデータタイプでマクロを使用できる場合にのみ表示されます。詳細については、マクロを参照してください。
値を入力または選択します。
数値および文字列のデータタイプでは、入力フィールドに値を入力します。「マクロを使用」がオンの場合は、ドロップダウンリストからマクロを選択します。
列挙データタイプでは、列挙されたリストから値を選択します。
ブールデータタイプでは、ブール値のリストから値を選択します。
「空白を保持」 - 文字列データタイプの定数レポートアイテムでは、このチェックボックスをオンにして、値の入力フィールドに入力した空白を保持します。
レポートテンプレートビューの属性であるレポート可能アイテムでは、このプロパティは属性が派生属性でない場合にのみ表示されます。
開始日
終了日
データベース関数 (選択した関数が「システム日付」または「終了日」の場合)
(日付データタイプのアイテム) 選択した「演算子」に基づいて、レポートアイテムの適切な日付範囲を指定します。たとえば、「指定期間」演算子の場合は、「開始日」「終了日」の両方を指定します。「<」演算子の場合は、「終了日」を指定します。選択した演算子に適用可能なプロパティだけが有効になります。
値が「デフォルト値」または「定数値」であるかどうかを選択し、「カレンダー」アイコン をクリックして日付を選択します。レポートテンプレートで「日付フィールドに時間を追加」プロパティが選択されている場合は、日付コンポーネントの隣に時間の入力コンポーネントが表示されます。
「マクロを使用」がオンの場合は、値の入力フィールドがデータタイプで使用可能なマクロのドロップダウンリストに置き換えられます。
日付
定数
パラメータ
(日付データタイプのアイテム) 「カレンダー」アイコン をクリックし、日付を定数として選択します。
「マクロを使用」がオンの場合は、値の入力フィールドが、レポートアイテムのデータタイプで使用可能なマクロのドロップダウンリストで置き換えられます。
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レポートテンプレートで「日付フィールドに時間を追加」プロパティが選択されている場合は、日付コンポーネントの隣に時間の入力コンポーネントが表示されます。
キーワード
キーワード
ドロップダウンリストからキーワードを選択します。詳細については、キーワードを参照してください。
データベース関数
データベース関数
ドロップダウンリストから関数を選択します。詳細については、データベース関数を参照してください。「データタイプ」プロパティは、選択した関数に基づいて更新されます。
Java クラス
Java メソッド
ドロップダウンリストから Java クラスを選択します。使用可能な Java クラスおよびメソッドのリストの指定方法については、Java メソッドを参照してください。
Java メソッド
Java メソッド
ドロップダウンリストから Java メソッドを選択します。「Java メソッド」ドロップダウンリストは、「Java クラス」で選択した値に基づきます。
「レポートビルダーのオプション」セクションは、「選択または制約」タブから呼び出された「追加」および「編集」ウィンドウにのみ表示されます。これらのプロパティにより、「レポートビルダー」でのアイテムの表示方法と動作が決まります。
プロパティ
説明
基準
(列、キーワード、およびデータベース関数) アイテムの基準を、ユーザーが「レポートビルダー」の基準枠で追加または変更できるようにするかどうかを決定します。
「ユーザーに基準の指定を許可」 - このチェックボックスをオンにすると、ユーザーはこのアイテムの基準を「レポートビルダー」で指定できます。
レポートアイテムがキーワードの場合、このチェックボックスは選択したキーワードが「行番号」の場合にのみ表示されます。レポートテンプレートビューの属性であるレポート可能アイテム、またはデータベース関数では、このプロパティは属性が派生属性でない場合にのみ表示されます。
「選択できるサブタイプを表示」 - このチェックボックスをオンにすると、親タイプのサブタイプを含むドロップダウンリストが「レポートビルダー」に表示され、ユーザーは指定したサブタイプでレポート結果にフィルタを適用できます。レポートアイテムが列の場合、このチェックボックスは属性がタイプブランチ ID である場合 (レポートアイテムの「プロパティ名」または「値」に、typeDefinitionReference.key.branchId の文字列が含まれる場合) にのみ表示されます。
このチェックボックスをオンにして、「ユーザーに基準の指定を許可」をオンにしていない場合は、警告が表示されます。ユーザーが選択できるアイテムがない場合、サブタイプのドロップダウンリストは表示されません。
結果
(列、定数、キーワード、Java メソッド、およびデータベース関数) アイテムをレポート結果に含めるかどうか、およびアイテムをレポート結果にどのように含めるかを決定します。
「ユーザーが選択」 - アイテムをレポート結果に含めるかどうかをユーザーが決定できます。「レポートビルダー」でアイテムの隣にチェックボックスが表示されます。ユーザーはチェックボックスをオンにして、アイテムをレポートに含めることができます。また、アイテムをレポートから除外する場合はチェックボックスをオフにします。
「常に含める」 - このアイテムを常にレポート結果に含めます。レポートの実行時に、ユーザーはこの設定を変更できません。
「含めない」 - このレポートアイテムはレポート結果を制約するためにだけ使用され、レポート結果自体には含まれません。列およびキーワードのレポートアイテムのみで使用できます。
レポートテンプレートビューの属性であるレポート可能アイテムでは、「含めない」は属性が派生属性でない場合にのみ表示されます。
「結果テーブルで情報ページのリンクを表示」 - このチェックボックスをオンにすると、オブジェクト情報ページのリンクがレポート結果に含まれます。情報ページのリンクは、「情報」アイコン として表示されます。このチェックボックスは、レポートアイテムがブランチ ID、オブジェクト識別子、または電子メールアドレスの場合 (レポートアイテムの「プロパティ名」に、branchidobjectid、または email のいずれかの文字列が含まれる場合) にのみ表示されます。
このチェックボックスをオンにした場合、「含めない」をオンにすると、警告が表示されます。レポートアイテムが結果に含まれていない場合は、情報ページのリンクを結果に表示できません。