特殊な管理 > システムおよびビジネス情報の分析 > レポートおよび照会 > 照会ビルダー > 選択または制約 (照会ビルダー) > レポートアイテムの追加と編集 > データベース関数
  
データベース関数
以下の表で、使用可能なデータベース関数について説明します。
照会ビルダーの関数名 (英語名)
説明
用途
Windchill 関数名 (DatastoreFunction 定数)
Oracle 関数名または演算子名
SQLServer 関数名または演算子名
Absolute
指定された数値定義式の絶対値 (正) を返す数学関数。
引数として 1 つの数値定義式を取ります。
ABS
ABS
ABS
Absolute(-15) は 15 を返します。
Add
指定されたすべての数値定義式の合計を返す数学関数。
引数として 2 つ以上の数値定義式を取ります。
ADD
"+"
"+"
Add(5, 3, 10) は 18 を返します。
Average
結果セットのすべての行の数値定義式の平均値を返す総計関数。
引数として 1 つの数値定義式を取ります。
AVERAGE
AVG
AVG
Bit-wise And
2 つの数値定義式のビット単位 AND を行う数学関数。
パラメータとして 2 つの数値定義式を取ります。
BITAND
BITAND
"&"
Bit And(5, 4) は 4 を返します。
Ceiling
指定された数値定義式以上で最も小さい整数を返す数学関数。
引数として 1 つの数値定義式を取ります。
CEIL
CEIL
CEILING
Ceiling(15.7) は 16 を返します。
Coalesce
この関数は、最初の Null 以外の定義式を (順番に) 返します。
引数として 1 つ以上の定義式を取ります。
COALESCE
COALESCE
COALESCE
Coalesce(null, 'abc') は 'abc' を返します。
Concatenate
指定されたすべての文字列定義式を連結した結果を返す文字列関数。
引数として 1 つ以上の文字列定義式を取ります。
CONCAT
"||"
"+"
Concatenate('Wind', 'chill') は 'Windchill' を返します。
Convert
定義式のデータタイプを変換する関数。
1 番目のパラメータとしてデータタイプを、2 番目のパラメータとして一般定義式を、オプションの 3 番目のパラメータとして数値スタイル指定を取ります。
CONVERT
サポートされていません。
CONVERT
Convert(varchar(1), 7) は '7' を返します。
Count
結果セットの行数の合計を返す総計関数。
引数として 1 つの一般定義式を取ります。
COUNT
COUNT
COUNT
Date Difference
指定された 2 つの日付の間に経過した日時間隔の数を返す日付関数。
1 番目のパラメータとして日付タイプを、2 番目のパラメータとして開始日を表す定義式を、3 番目のパラメータとして終了日を表す定義式を取ります。
DATEDIFF
サポートされていません。
DATEDIFF
Date Difference(week, Convert(datetime, '1/4/2006'), Convert(datetime, '1/11/2006')) は、1 を返します。
Decode
プログラムの "CASE" 文と同等の動作を行う一般関数。
1 番目のパラメータとして一般定義式ターゲットを取り、その後のパラメータで順番にサーチ数、値の一般定義式を取り、最後のパラメータとしてオプションでデフォルト値の一般定義式を取ります。
DECODE
DECODE
サポートされていません。
Decode (2, 1, 'Chicago', 2, 'New York', 3, 'New Jersey', 'Non domestic') は 'New York' を返します。
Divide
1 番目の数値定義式を 2 番目の数値定義式で割る数学関数。
パラメータとして 2 つの数値定義式を取ります。
DIVIDE
"/"
"/"
Divide(12, 3) は 4 を返します。
Floor
指定された数値定義式以下で最も大きい整数を返す数学関数。
引数として 1 つの数値定義式を取ります。
FLOOR
FLOOR
FLOOR
Floor(15.7) は 15 を返します。
Get Day
指定されたタイムスタンプ定義式の日付部分を返す変換関数。
引数として 1 つのタイムスタンプ定義式を取ります。
GET_DAY
TO_CHAR
DATEPART
Get Day(To Date('1/4/2006 10:20:30')) は 4 を返します。
Get Hours
指定されたタイムスタンプ定義式の時間部分を返す変換関数。
引数として 1 つのタイムスタンプ定義式を取ります。
GET_HOURS
TO_CHAR
DATEPART
Get Hours(To Date('1/4/2006 10:20:30')) は 10 を返します。
Get Minutes
指定されたタイムスタンプ定義式の分の部分を返す変換関数。
引数として 1 つのタイムスタンプ定義式を取ります。
GET_MINUTES
TO_CHAR
DATEPART
Get Minutes(To Date('1/4/2006 10:20:30')) は 20 を返します。
Get Month
指定されたタイムスタンプ定義式の月の部分を返す変換関数。
引数として 1 つのタイムスタンプ定義式を取ります。
GET_MONTH
TO_CHAR
DATEPART
Get Month(To Date('1/4/2006 10:20:30')) は 1 を返します。
Get Seconds
指定されたタイムスタンプ定義式の秒の部分を返す変換関数。
引数として 1 つのタイムスタンプ定義式を取ります。
GET_SECONDS
TO_CHAR
DATEPART
Get Seconds(To Date('1/4/2006 10:20:30')) は 30 を返します。
Get Year
指定されたタイムスタンプ定義式の年の部分を返す変換関数。
引数として 1 つのタイムスタンプ定義式を取ります。
GET_YEAR
TO_CHAR
DATEPART
Get Hours(To Date('1/4/2006 10:20:30')) は 2006 を返します。
Hash
この関数はハッシュ値を計算します。
引数として定義式を 1 つ取ります。
HASH
ORA_HASH
CHECKSUM
Hash('abc') は 123456 を返します。
In String
ターゲット文字列定義式におけるサーチ文字列定義式の開始位置を返す文字列関数。
1 番目のパラメータとしてサーチ文字列定義式を、2 番目のパラメータとしてターゲット文字列定義式を、3 番目のパラメータとして開始位置を表す数値定義式を取ります。
IN_STRING
INSTR
CHARINDEX
In String('CORPORATE FLOOR','OR', 3) は 5 を返します。
Left Pad (スペースによる)
この関数は、指定した長さになるように左側をスペースで埋めた文字列定義式を返します。
1 番目の引数として文字列定義式、2 番目の引数として数値定義式を取ります。
LPAD
LPAD
サポートされていません。
Left Pad('abc', 7) は ' abc' を返します。
Length
ターゲット文字列定義式の長さを返す文字列関数。
1 つの文字列定義式を取ります。
LENGTH
LENGTH
LEN
Length('Windchill') は 9 を返します。
Log
指定された数値定義式の底数を表す定義式の対数を返す数学関数。
1 番目のパラメータとして底数を表す定義式を、2 番目のパラメータとして数値定義式を取ります。
LOG
LOG
サポートされていません。
Log(10, 100) は 2 を返します。
Lower
ターゲット文字列定義式を小文字にした値を返す文字列関数。
1 つの文字列定義式を取ります。
LOWER
LOWER
LOWER
Lower('Windchill') は 'windchill' を返します。
Left Trim
先頭の空白を除いたターゲット文字列定義式を返す文字列関数。
1 つの文字列定義式を取ります。
LTRIM
LTRIM
LTRIM
Left Trim(' Windchill') は 'Windchill' を返します。
Maximum
結果セットのすべての行の数値定義式の最大値を返す総計関数。
引数として 1 つの数値定義式を取ります。
MAXIMUM
MAX
MAX
Minimum
結果セットのすべての行の数値定義式の最小値を返す総計関数。
引数として 1 つの数値定義式を取ります。
MINIMUM
MIN
MIN
Modulus
2 番目の数値定義式を 1 番目の数値定義式で割った余りを返す数学関数。
引数として 2 つの数値定義式を取ります。
MOD
MOD
"%"
Modulus(11,4) は 3 を返します。
Multiply
指定されたすべての数値定義式の積を返す数学関数。
引数として 2 つ以上の数値定義式を取ります。
MULTIPLY
"*"
"*"
Multiply(3, 2) は 6 を返します。
NLS Sort
ロケールに固有の並べ替えに使用される一連のバイトを返す文字列関数。
1 つの文字列定義式を取ります。
NLSSORT
NLSSORT
サポートされていません。
Null If
この関数は、2 つの定義式が等しくないときに 1 番目の定義式を返します。2 つの定義式が等しい場合、NULLIF は 1 番目の定義式のタイプの Null 値を返します。
引数として 2 つの定義式を取ります。
NULL_IF
NULLIF
NULLIF
Null If('xyz','xyz') は Null を返し、Null If('abc','xyz') は 'abc' を返します。
Null Value
ターゲット定義式をチェックして、Null の場合はデフォルト定義式を返す関数。Null でない場合はターゲット定義式を返します。
1 番目のパラメータとしてターゲット定義式を、2 番目のパラメータとして同じタイプのデフォルト定義式を取ります。
NULL_VALUE
NVL
ISNULL
Null Value(NULL, 0) は 0 を返します。
Prefix
この文字列関数は、引数として渡した文字列定義式の最初の 200 文字を返します。定義式の長さが 200 文字以下の場合は、引数の文字列定義式を返します。
引数として 1 つの文字列定義式を取ります。
PREFIX
Windchill データベース関数: WTPrefixPK.Prefix
Windchill データベース関数: WtPK_prefix
Prefix('abc') は 'abc' を返します。
Prefix (400 文字)
この文字列関数は、引数として渡した文字列定義式の最初の 400 文字を返します。定義式の長さが 400 文字以下の場合は、引数の文字列定義式を返します。
引数として 1 つの文字列定義式を取ります。
PREFIX
Windchill データベース関数: WTPrefixPK.Prefix400
Windchill データベース関数: WtPK_prefix400
Prefix('abc') は 'abc' を返します。
Reverse
この文字列関数は、引数の文字列定義式を逆順にして返します。
引数として 1 つの文字列定義式を取ります。
REVERSE
Windchill データベース関数: WTReversePK.reverseChars
REVERSE
Reverse('abc') は 'cba' を返します。
Round
指定された桁数または精度に四捨五入した数値定義式を返す数学関数。
1 番目のパラメータとして数値定義式を、2 番目のパラメータとして精度を表す数値定義式を取ります。
ROUND
ROUND
ROUND
Round(15.193,1) は 15.2 を返します。
Right Trim
末尾の空白を除いたターゲット文字列定義式を返す文字列関数。
1 つの文字列定義式を取ります。
RTRIM
RTRIM
RTRIM
Right Trim('Windchill ') は 'Windchill' を返します。
Sign
指定された数値定義式の符号を表す数値定義式 (-1、0、または 1) を返す数学関数。
1 つの数値定義式を取ります。
SIGN
SIGN
SIGN
Sign(-5) は -1 を返します。
Soundex
指定された文字列定義式の発音表記を表す文字列定義式を返す文字列関数。
1 つの文字列定義式を取ります。
SOUNDEX
SOUNDEX
SOUNDEX
Standard Deviation
結果セットのすべての行の数値定義式の標本標準偏差を返す総計関数。
1 つの数値定義式を取ります。
STDDEV
STDDEV
サポートされていません。
Subtract
1 番目の数値定義式から 2 番目の数値定義式を引く数学関数。
パラメータとして 2 つの数値定義式を取ります。
SUBTRACT
"-"
"-"
Subtract(10, 4) は 6 を返します。
Sub String
開始位置と文字数を表す数値定義式で指定された、文字列定義式の一部を返す文字列関数。
1 番目のパラメータとして文字列定義式を、2 番目のパラメータとして開始位置を表す数値定義式を、3 番目のパラメータとして文字数を表す数値定義式を取ります。
SUB_STRING
SUBSTR
SUBSTRING
Sub String('Windchill', 3, 2) は 'nd' を返します。
Sum
結果セットのすべての行の数値定義式の合計を返す総計関数。
1 つの数値定義式を取ります。
SUM
SUM
SUM
System Date
データベースが配置されているオペレーティング システムの現在の日付と時刻の設定を返すタイムスタンプ関数。
引数は取りません。
SYSDATE
SYSDATE
GETDATE
Time Difference(days)
1 番目のタイムスタンプ定義式と 2 番目のタイムスタンプ定義式の間の差を日数で返すタイムスタンプ関数。
パラメータとして 2 つのタイムスタンプ定義式を取ります。
TIME_DIFFERENCE_IN_DAY
"-"
"/"
Time Difference(days)(To Date('1/4/2006 10:00:00'), To Date('1/2/2006 10:00:00')) は 2 を返します。
Time Difference(hours)
1 番目のタイムスタンプ定義式と 2 番目のタイムスタンプ定義式の間の差を日数で返すタイムスタンプ関数。
パラメータとして 2 つのタイムスタンプ定義式を取ります。
TIME_DIFFERENCE_IN_HOUR
"-"
"/"
Time Difference(hours)(To Date('1/4/2006 10:00:00'), To Date('1/2/2006 10:00:00')) は 48 を返します。
To Character
指定された定義式の文字列定義式を返す変換関数。
1 つの定義式を取ります。
TO_CHAR
TO_CHAR
CONVERT
To Character(12) は '12' を返します。
To Date
指定された定義式のタイムスタンプ定義式を返す変換関数。
1 つの定義式を取ります。
TO_DATE
TO_DATE
CONVERT
To Number
指定された定義式の数値定義式を返す変換関数。
1 つの定義式を取ります。
TO_NUMBER
TO_NUMBER
CONVERT
To Number('12') は 12 を返します。
Truncate
指定された小数点以下桁数に切り捨てた数値定義式を返す数学関数。
1 番目のパラメータとして数値定義式を、2 番目のパラメータとして精度を表す数値定義式を取ります。
TRUNCATE
TRUNC
サポートされていません。
Truncate(15.79,1) は 15.7 を返します。
Upper
ターゲット文字列定義式を大文字にした値を返す文字列関数。
1 つの文字列定義式を取ります。
UPPER
UPPER
UPPER
Upper('Windchill') は 'WINDCHILL' を返します。
XML Exists
この関数は、2 番目の引数の定義式を xpath 照会として 1 番目の XML 定義式をトラバースしたとき、ノードが存在する場合にブール値の True を返します。
1 番目の引数として XMLType の定義式、2 番目の引数として文字列定義式を取ります。
XML_EXISTS
EXISTSNODE
EXIST
XML Value
この関数は、2 番目の引数の定義式を xpath 照会として 1 番目の XML 定義式をトラバースした後、文字列ノードの値を返します。
1 番目の引数として XMLType の定義式、2 番目の引数として文字列定義式を取ります。
XML_VALUE
XMLQUERY
VALUE