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プロジェクト間での共有
新規プロジェクトまたはプログラムの作成時には、「他のプロジェクトおよびプログラムとの共有を許可」というオプションが表示されます。このオプションを選択すると、部品、ドキュメント、フォルダを、プロジェクトまたはプログラムから別のプロジェクトに対して共有できます。オブジェクトを共有すると、ターゲットプロジェクトのメンバーは、プロジェクトまたはプログラムへのアクセス権がなくても、オブジェクトを参照できます。
たとえば、見積書を集めている製造メーカーの場合、設計仕様および標準部品が含まれているフォルダを自分のプロジェクトと多数のサプライヤのプロジェクト間で共有できます。各サプライヤプロジェクトは、それぞれの見積りフォルダを製造メーカーの元のプロジェクトに対して共有できます。これにより、各サプライヤは設計仕様の最新バージョンにアクセスできるようになりますが、サプライヤを製造メーカーのプロジェクトに追加する必要はありません。また、サプライヤが互いを認識することもありません。
オブジェクトを共有できるかどうかは、個々のユーザーのアクセス許可、コンテキストタイプ、サイトにインストールされている Windchill ソリューションによって異なります。
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プロジェクトと製品またはライブラリ間で情報を交換する機能は、Windchill PDMLink と一緒に Arbortext Content Manager または Windchill ProjectLink をインストールしたユーザーのみが使用できます。詳細については、コンテキスト間でのデータの交換を参照してください。
コンテキスト
共有の許可
追加情報
ソース
宛先
プロジェクト
プロジェクト
Yes
後述のクリップボードの方法を使用して、1 つのプロジェクトから別のプロジェクトに対してオブジェクトを共有します。詳細については、プロジェクト間の共有を参照してください。
プログラム
いいえ
製品、ライブラリ
Yes
プロジェクトで作成されたオブジェクトを、製品またはライブラリに送信できます。このオブジェクトは指定したコンテキストに追加され、チェックアウトされるか、プロジェクトと再び共有されます。このオプションは Windchill PDMLink をインストールしたユーザーのみが使用できます。詳細については、PDM へのオブジェクトの送信を参照してください。
プログラム
プロジェクト
Yes
後述のクリップボードの方法を使用して、プログラムからプロジェクトに対してオブジェクトを共有します。
プログラム
いいえ
製品、ライブラリ
いいえ
製品
ライブラリ
プロジェクト
Yes
PDM コンテキストからプロジェクトに対して情報を共有する方法は複数あります。詳細については、オブジェクトを交換する操作を参照してください。
プログラム
いいえ
製品、ライブラリ
いいえ
プロジェクト間でオブジェクトが共有されている場合、ソースオブジェクトの最新の作業版数へのリンクがターゲットプロジェクト内に作成されます。
プロジェクト間で共有されている場合、次の規則が適用されます。
プロジェクト間では部品、ドキュメント、フォルダのみを共有できます。
ソースプロジェクト内に作成されたオブジェクト、または PDM からソースプロジェクトにチェックアウトされているオブジェクトを別のプロジェクトに共有できます。
ソースプロジェクトまたはプログラムについては、「共有可能」属性を「はい」に設定する必要があります。
この属性を修正するには、プロジェクトを編集し、「他のプロジェクトおよびプログラムとの共有を許可」オプションを設定します。詳細については、プロジェクトの編集を参照してください。
プロジェクト間でフォルダが共有されている場合、そのフォルダ内のフォルダ、ドキュメント、および部品もすべて共有されます。共有ソースフォルダ内で作成されたオブジェクトは、ターゲットプロジェクトで自動的に共有されます。
共有ドキュメント、部品、およびフォルダのアクセス制御許可を、チームメンバーやその他の参加者に拡張できます。ただし、ほかのユーザーにアクセス許可を拡張するユーザーに付与されているアクセス許可のレベルを限度とします。また、そのユーザーは当該オブジェクトに対してアクセス許可の変更アクセス許可を持っている必要があります。部品については例外で、拡張できるアクセス許可は「読み取り」、「ダウンロード」、および「アクセス許可の変更」に制限されています。詳細については、共有オブジェクトに対するアクセス制御の設定を参照してください。
プロジェクト間で共有されているオブジェクトは、プロジェクトベースラインに追加されません。Workgroup Manager と Creo Elements/Pro 5.0 はプロジェクトベースラインのコンテキスト内で動作するので、どちらもプロジェクト間で共有されているオブジェクトにはアクセスできません。
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プロジェクト間でオブジェクトを共有するには、製品またはライブラリとプロジェクトとの間でオブジェクトを共有する場合と同じアクセス許可が必要です。詳細については、アクセス許可と有効なオブジェクトタイプを参照してください。