同期の例外 |
同期の例外インジケータ は、フィルタ基準から除外された共有オブジェクトの横に表示されます。たとえば、ベースラインコンフィギュレーション仕様フィルタを使用していて、ベースラインに含まれていないオブジェクトを共有している場合などです。 同期の例外オブジェクトには、「プロジェクトを更新」操作を実行できません。共有を除去するか、PDM チェックアウトに変換するか、またはこれらのオブジェクトを含むようにフィルタ基準を修正できます。 |
同期ずれしている共有 |
同期ずれインジケータ は、フィルタ基準には含まれているものの、ソースコンテキスト内で修正された共有オブジェクトの横に表示されます。たとえば、デフォルトの「最新」コンフィギュレーションを使用している場合に部品を修正すると、共有部品は同期ずれと見なされます。 同期ずれのオブジェクトを更新するには、「プロジェクトを更新」操作を使用します。 |
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共有フィルタの規則
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すべてのフィルタ
◦ フィルタは部品構造ブラウザで作成する必要があります。
◦ プロジェクトを作成または編集するときにフィルタを指定しなかった場合、「最新」コンフィギュレーション仕様が使用されます。つまり、PDM でオブジェクトが更新されると同期ずれと見なされ、プロジェクトを更新する必要が生じます (これはレガシーの動作です)。
最新を含むフィルタ
デフォルトでは、フィルタは基本の「最新」コンフィギュレーション仕様に設定されます。つまり、PDM でオブジェクトが更新されると常に同期ずれと見なされ、プロジェクトを更新する必要が生じます。
ただしこの動作は、プロジェクトベースラインに記録されるオブジェクト (部品や CAD ドキュメントなど) とそれ以外のオブジェクト (ドキュメントなど) では異なる方法で適用されます。プロジェクトベースラインに記録されるオブジェクトの完全なリストについては、有効なオブジェクトタイプを参照してください。
◦ ドキュメント
▪ ソースドキュメントに作業版数が適用されると、共有ドキュメントは自動的に更新されます。 ▪ 改訂された場合でも、共有ドキュメントには同期ずれのステータスインジケータ は表示されません。 ▪ 共有ドキュメントを最新のリビジョンに更新することはできません。個別の操作では最新リビジョンを共有する必要があります。 ◦ 部品、EPM ドキュメント (CAD ドキュメントとダイナミックドキュメント)、プロジェクトベースラインに追加された共有オブジェクト ▪ ソースオブジェクトの現在のバージョンに作業版数が適用された場合、同期ずれのステータスインジケータ が表示されます。 ▪ ソースオブジェクトが改訂された場合、同期ずれのステータスインジケータ は表示されません。 ▪ ソースオブジェクトが改訂され、プロジェクトを更新した場合、最新リビジョンのみが共有されます。最新でないリビジョン内では、特定の作業版数を更新できません。たとえば、B.1 が存在する場合は、A.3 から A.4 に更新できません。 最新を含まないフィルタ 共有フィルタ基準に「最新」コンフィギュレーション仕様を含めることは必須ではありません。ただし、次の要因に留意する必要があります。 ◦ フィルタに「最新」仕様が含まれない場合、オブジェクトは PDM で修正できますが、同期ずれとして表示されません。 ◦ 「プロジェクトを更新」操作では、同期していないオブジェクトのみが更新されます。つまり、共有フィルタに「最新」仕様が含まれない場合、更新操作によって最新の PDM バージョンが返されない可能性があります。 ◦ 「PDM チェックアウトに変換」操作を実行するには、オブジェクトが最新の作業版数である必要があります。この場合、「選択した共有を更新」操作を使用してフィルタ基準を編集する必要があります。 |