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ドキュメント構造について
ここでは、「ドキュメント」ビュー内および Windchill RV&S 全体でドキュメント アイテムやコンテンツ アイテムに特に関連して使用されるコンポーネントについて説明します。
その他のアイテムと同様に、関連はドキュメント アイテムやコンテンツ アイテムを結び付ける役割を果たし、長期にわたるアーティファクトの再利用と保持を可能にします。ドキュメント モデルに継承される関連については、ドキュメント モデルにおける関連を参照してください。
Windchill RV&S の用語
アーキテクチャの用語
定義
ドキュメント (ルート)
セグメント (ルート)
共有アイテムやその他のドキュメントを参照するノードのコンテナ。
ルート ドキュメントはセグメントとも見なされます。
「ドキュメント」ビューの 「アウトライン」パネル内では最上位ノードによって表されます。
「ドキュメント」 関連によって、プロジェクトを結び付けるアイテムに関連付けられる場合があります。サブセグメントは、セグメント ルートを参照するノードを表します。
ドキュメント
セグメント/サブセグメント
セグメント:
コンテンツを含むドキュメントまたはサブドキュメントです。
他のセグメントを含めたり参照したりできます。
サブセグメント:
他のドキュメントの一部であるセグメントです。他のドキュメントから独立している場合は、セグメントと見なされます。
ノードとセグメントの間の 「参照先」/「参照元」関連を作成するドキュメントに含まれるか挿入されます。
セグメント内または他のサブセグメント内にネストできます。
コンテンツ
ノード
コンテンツ:
ノードとノードによって参照される共有アイテムとのペアを表す、Windchill RV&S の用語です。
意味を持つ場合があります (要件、テスト ケース、セグメント、サブセグメントなど)。意味を持たない場合もあります (見出し、コメントなど)。これらの条件は、「共有カテゴリ」フィールドでシステム管理者が定義します。.
ノード:
ドキュメントに属し、ドキュメント固有のメタデータを含む、個別のコンテンツ アイテム (独自のノードを含むサブセグメントの場合もある) への参照です。
コンテンツ
該当なし
ドキュメント内に含まれる、ノードと共有アイテムのすべてのペア。
共有アイテム
該当なし
ドキュメントモデル内の共有コンテンツを表す Windchill RV&S アイテム。コンテンツの作成中または変更中は透過的です。
共有アイテム:
ノードによって参照されます。
コンテンツに対する変更を追跡し、変更をノード内に反映します。
セクション
該当なし
ドキュメント内のグループ化されたノード階層 (例: セクション 1.4 とその子 1.4.1、1.4.2。セクション 3.4.2 とその子 3.4.2.1、3.4.2.2)。
参照モード
該当なし
コンテンツが再利用または変更される際のシステム動作を制御する、ドキュメント内のノードで使用できる設定。オプションは、「作成者」、「再利用」、「共有」です。
カテゴリ
該当なし
ノードまたはセグメントのタイプに公開される選択値フィールド。このフィールドを使用すると、コンテンツ アイテム (見出しコメント要件テスト ケースなど) を分類できます。
セグメントやノードの作成時または変更時には、「カテゴリ」 選択肢の値から、セグメントまたはノードのタイプを選択できます。
使用できるオプションは、「共有カテゴリ」 フィールドでシステム管理者が定義します。
グループ ドキュメント
該当なし
コンテンツのグループ化に使用する、読み取り専用のドキュメント。グループ ドキュメントでは、意味を持つコンテンツを作成したり編集することができません。
参照モード
Windchill RV&S のドキュメントに含まれるすべてのコンテンツには、特定の権限とアクセス レベルが関連付けられています。参照モードは、コンテンツが作成および変更されるときのシステムの動作を決定します。
作成者
作成者参照モードは、コンテンツの進展を制御します。作成者参照モードのアイテムは、プロジェクト内の適切な権限を持つユーザーであれば誰でも作成または変更できます。その共有アイテムへの他の参照は、引き続き変更前の共有アイテムを参照します。
再利用
再利用参照モードを使用すると、コンテンツの固定のリビジョンを表示できます。重要な編集を加えようとすると、共有アイテムのブランチが作成されます。重要な編集とは、管理者によって定義されたノードの重要フィールドに変更を加えることです。ブランチは元のドキュメントがコピーされたものです。また、適切な権限があれば、コンテンツのブランチを作成することもできます。ドキュメントのブランチの作成については、ドキュメントのブランチの作成を参照してください。
参照モードは、共有から再利用、または再利用から共有に変更できます。
共有
共有参照モードを使用すると、コンテンツの現在のバージョンを表示できます。作成者参照モードのコンテンツは変更時にその変更内容を見ることができますが、コンテンツを直接編集することはできません。共有アイテムは編集できず、ユーザーは共有元のノードによってなされるすべての変更に従います。
共有の関連がブランチ作成によって変更された場合は、新しい関連を反映するために参照モードが再利用に変わります。共有の関連が削除された場合も、参照モードが再利用に変わります。
参照モードは、共有から再利用、または再利用から共有に変更できます。ただし、作成者参照モードは変更できません。