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ドキュメント モデルにおける関連
ドキュメント アイテムとコンテンツ アイテムの関連は、要件管理ドメインとテスト管理ドメインでよく使用されるドキュメント モデル環境に固有です。これらの関連によって、ドキュメントとノード、ノードとノード、ノードとその共有アイテムの間の動作が決定されます。
次に説明する関連を果たすドキュメント アイテムまたはコンテンツ アイテムは、コンテンツ アイテムまたはドキュメント アイテムの「アイテムの詳細」ビューに表示できます。
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構造的関連と対の関連は、Windchill RV&S の組み込みの関連です。
ネストしたドキュメントの格納形式を使用すると、コンテンツを 1 つのドキュメントとして管理できます。コンテンツを複数のドキュメントに分けるのは単に便宜的な理由による場合があります (たとえば、チーム内で作業を分割するため、コンテンツを分けた方がシステム内のパフォーマンスを高めやすいため、など)。
構造的
構造的関連は、ツリー階層またはドキュメント構造の構築に使用します。階層内の親は、それぞれ 1 つ以上の子を持つことができます。1 つの子が持つことができる親は 1 つだけです。
セグメントとノードの間のメインの構造的関連は、「構成要素」/「構成元」 と呼ばれます。
対の関連は、共有アイテムまたはセグメントにノードをリンクするために使用します。対の関連の性質は、ノード上の 「参照モード」 選択肢によって仲介されます。1 つの共有アイテムまたはセグメントを複数のノードから参照できます。一方、各ノードから参照できる共有アイテムまたはセグメントは 1 つだけです。
<seg>対の関連は、「参照」/「参照元」と呼ばれます。
トレース
ドキュメント モデル リポジトリ内にある 2 つのアイテム間 (要件とテスト ケースの間、高レベルの要件と低レベルの要件の間など) に、トレースの関連を作成できます。トレースの関連は、フィールド ペアとして定義され、ドメイン固有の言い回しでユーザーに示されます (たとえば、テストと要件など)。
トレースの関連のタイプ数に制限はありませんが、通常、システム内の各オブジェクト タイプ (高レベル要件、マーケティング要件、テスト ケース、コンポーネントなど) 間に 1 つの関連を指定します。