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複数行の編集のオン/オフ
複数行の編集をオン/オフするには、3 つの方法があります。未保存の変更がドキュメント内に存在しない場合は、単一行の編集モードと複数行の編集モードを切り替えることができます。
青色のバナーを使用
「ドキュメント」ビューで最初にドキュメントを開いたときに、青色のバナーが表示されます。このバナーには次の 3 つのボタンがあります。
「複数行の編集を有効化」 - このボタンをクリックすると、複数行の編集モードがオンになります。青色のバナーは複数行の編集が有効になっていることを示す緑色のバナーに置き換えられます。緑色のバナーは、「ビュー」 > 「オプション」を選択して複数行の編集の動作を構成できることも示しています。代わりに赤色のエラーバナーが表示される場合は、通常は権限の問題により、複数行の編集での未保存の変更を回復するために必要なバックアップファイルが作成できないことを示します。詳細については、複数行の編集での未保存の変更の回復を参照してください。
「詳細情報」 - このボタンをクリックすると、Windchill RV&S ヘルプセンターの前のトピックが表示されます。これにより、複数行の編集、元に戻す機能、やり直し機能に関する情報にアクセスできます。
「今後は表示しない」 - このボタンをクリックすると、青色のバナーの表示を永久にオフにします。このドキュメントまたはその他のドキュメントを開いても、もう青色のバナーは表示されません。青色のバナーを再度有効にするオプションはありません。このボタンをクリックしなければ、「ドキュメント」ビューでドキュメントを開くたびに青色のバナーが表示されます。
青色のバナーの右側にある X をクリックするとこのバナーは閉じますが、永久にオフにはなりません。複数行の編集がすでに有効になっている場合を除き、次回ドキュメントを開いたときには青色のバナーが表示されます。
オプションウィンドウの使用
「オプション」ウィンドウの「編集」タブで複数行の編集をオン/オフできます。青色のバナーが永久にオフになっている場合は、このタブが GUI を使って複数行の編集をオン/オフする際の主要な方法となります。「編集」タブでは、ドキュメントへの変更を保存する前に確認メッセージを表示するかどうかも指定できます。
「ビュー」 > 「オプション」 > 「編集」を選択すると、現在の編集モードを確認できます。
「編集後に各行を保存」 - このオプションを選択すると、単一行の編集が有効になります。単一行の編集では、確認メッセージを表示するためのチェックボックスは、デフォルトで最初はオフになっています。このチェックボックスがオフのとき、行を離れても「変更を保存しますか?」ウィンドウは開かずに変更をサーバーに送信します。
「保存前に複数の行を編集」 - このオプションを選択すると、複数行の編集が有効になります。複数行の編集では、確認メッセージを表示するためのチェックボックスは、デフォルトで最初はオンになっています。このチェックボックスがオンのとき、「変更を保存しますか?」ウィンドウが開き、変更をサーバーに送信する際に確認できます。
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「編集」タブには、削除、切り取り、コピー、貼り付け、移動操作用の「操作モード」オプションも表示されます。単一行の編集モードの場合、任意の操作モードを選択することができます。ただし、複数行の編集では、「セクション」の操作モードが強制的に選択されます。この場合、「コンテンツ」ペインまたは「アウトライン」ペインで選択したコンテンツに対して操作を実行すると、選択したアイテムとその子アイテムが影響を受けることになります。詳細については、ドキュメントビューの編集オプションの構成を参照してください。
CLI の使用
CLI では、--[no]multiEditSession オプションのある im viewsegment コマンドを使用して、複数行の編集のオン/オフを切り替えることができます。