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「ルーティング」タブ
ルーティングイベントを使用すると、先行ノードの結果に基づいてワークフローの進路を指示できます。ルーティングイベントはプロセスレベルとアクティビティレベルで定義できます。
ルーティングの一般的な用途は、タスクページに投票オプションを用意することです。たとえば、レビューアクティビティでは、オブジェクトを承認または却下するオプションをタスク実施者に提供します。
ノードをルーティングするには、以下のフィールドを入力します。
ルーティングイベント
ルーティングイベントの名前。イベント名は単純なテキスト文字列で、イベント名ごとに改行で区切ります。
ユーザー投票を設定している場合は、タスクの情報ページにルーティングイベント名が表示されます。
ルーティングタイプ
「なし」 - ルーティングしません。
「条件付き」 - アクティビティの完了時に発生させる適切な「ルーティングイベント」をプログラムで決定します。
「手動」 - アクティビティの完了時に 1 つ以上のルーティングイベントを選択できます。
「手動 (制限)」 - アクティビティの完了時にルーティングイベントを 1 つだけ選択できます。
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「手動」「手動 (制限)」オプションを使用できるは、アクティビティを定義するときだけです。
ルーティング定義式
定義式 (Java コードの断片) を指定して result という特別な変数を設定する必要があります。定義式は「変数」タブで定義されたすべての変数を参照できます。
「構文チェック」をクリックし、入力した Java コードが正しいことを確認します。
条件付きルーティングの例
たとえば、従業員請求書をサブミットするワークフローを作成するとします。コストが $1000 より大きい場合は、請求書をマネージャが承認する必要があります。コストが $1000 以下である場合は、自動的にサブミットして処理できます。
「コスト」属性の値に基づいて請求書をルーティングして、「>1000」および「<1000」という 2 つのルーティングイベントを作成します。
「ルーティングタイプ」 > 「条件付き」を選択し、次の定義式を入力します。
if (cost > 1000)
result = ">1000";
else
result = "<1000";
コストが $1000 より大きい場合、1000 イベントが発生します。コストが $1000 以下の場合、<1000 イベントが発生します。そこでプロセス操作リンクを使用して、この値に基づいてワークフローをルーティングできます。
ルーティング定義式の例は、次のトピックを参照してください。
投票例: 2 つのイベント
投票例: 3 つのイベント
ライフサイクル状態によるブランチ
ドキュメントタイプによるブランチ
投票の集計